- 著者 赤川 次郎
- イラスト 宇野 信哉
- デザイン 角川書店装丁室 鈴木久美
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2012年08月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 272
- ISBN:
- 9784041003367
鼠、影を断つ
- 著者 赤川 次郎
- イラスト 宇野 信哉
- デザイン 角川書店装丁室 鈴木久美
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2012年08月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 272
- ISBN:
- 9784041003367
鼠小僧次郎吉と妹・小袖の活躍を描く、痛快時代小説シリーズ第3弾!
母と幼い娘が住む家が火事で焼けた。原因は不明。さらに母子の周辺に見え隠れする怪しい人物たち。何かあると感じた矢先、また火事が起こり――。鼠小僧次郎吉が、妹で小太刀の達人・小袖と共に事件を解く!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
次郎吉(じろきち)
「表」の顔は、<甘酒屋次郎吉>と呼ばれる遊び人。しかしその「裏」の顔は、江戸で評判の<鼠>。いなせで気っ風のいい江戸っ子気質で、庶民の窮状を見過ごすことができない。
小袖(こそで)
次郎吉の妹。兄思いのしっかり者で、気立てのいい娘だが、実は小太刀の達人でもある。<鼠>である兄を助け、事件解決に一役買うこともしばしば。男勝りな性格。
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「鼠、影を断つ」感想・レビュー
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時代小説、鼠小僧次郎吉。 弱きを助け、強きを挫く。 本当にあった話かのように描いている。 ついつい、次郎吉の視点でのめりこんでしまう。 どんどん書き継いで欲しい。 日本のよき文化の継承。2011年07月10日127人がナイス!しています
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相変わらず義理人情に厚い鼠次郎吉。妹の小袖とのやり取りも変わらず楽しめる。各章短編でスラスラと読める。新たな登場人物の千草先生と見習いになったお国。この二人が鼠兄妹と今後関係を持っていくのか楽しみです2016年06月29日66人がナイス!しています
著者紹介
赤川 次郎(あかがわ・じろう)
一九四八年、福岡県生まれ。七六年、「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。作品が映画・ドラマ化されるなど、続々とベストセラーを刊行。「三毛猫ホームズ」シリーズ、「鼠」シリーズ他、『セーラー服と機関銃』『ふたり』など著書多数。二〇〇六年、第9回日本ミステリー文学大賞、一六年『東京零年』で第50回吉川英治文学賞を受賞。