- 著者 赤川 次郎
- イラスト 宇野 信哉
- デザイン 角川書店装丁室 鈴木久美
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2012年06月22日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 336
- ISBN:
- 9784041002421
鼠、闇に跳ぶ
- 著者 赤川 次郎
- イラスト 宇野 信哉
- デザイン 角川書店装丁室 鈴木久美
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2012年06月22日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 336
- ISBN:
- 9784041002421
江戸っ子は、曲がったことを見て見ぬふりなんかできませんや!
江戸の宵闇、屋根から屋根へ風のように跳ぶ、その名も盗賊・鼠小僧。しかし昼の顔は〈甘酒屋の次郎吉〉と呼ばれる遊び人。小太刀の達人・妹の小袖とともに、江戸の正義を守って大活躍する熱血時代小説。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
次郎吉(じろきち)
「表」の顔は、<甘酒屋次郎吉>と呼ばれる遊び人。しかしその「裏」の顔は、江戸で評判の<鼠>。いなせで気っ風のいい江戸っ子気質で、庶民の窮状を見過ごすことができない。
小袖(こそで)
次郎吉の妹。兄思いのしっかり者で、気立てのいい娘だが、実は小太刀の達人でもある。<鼠>である兄を助け、事件解決に一役買うこともしばしば。男勝りな性格。
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「鼠、闇に跳ぶ」感想・レビュー
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鼠次郎吉2作目。7作品で構成されており、次郎吉と妹の小袖の活躍が描かれている。鼠小僧は決してヒーローではなく、罪も犯すし、失敗もする。しかし、そんな中でも人情味ある物語として作られており、ハッピーエンド …続きを読む2016年05月15日70人がナイス!しています
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時代小説、鼠小僧次郎吉。鼠小僧。名は、甘酒屋次郎吉。妹、小袖と2人暮らし。 江戸の庶民の人情物語。 侍や大店のご主人の無理をかわす。 弱きを助け、強きを挫く。 本当にあった話かのように描いている。ついつ …続きを読む2013年04月22日46人がナイス!しています
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移動時間にちょうどいいのよね~。ただ夢中になって降車するときに慌ててしまうのが難。今回も鼠とその妹が大活躍。鼠に反して猫が出てくる《鼠、猫に追われる》はこれから猫が出続けるか期待してたけど…。あぁ~い …続きを読む2015年02月13日41人がナイス!しています
著者紹介
赤川 次郎(あかがわ・じろう)
一九四八年、福岡県生まれ。七六年、「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。作品が映画・ドラマ化されるなど、続々とベストセラーを刊行。「三毛猫ホームズ」シリーズ、「鼠」シリーズ他、『セーラー服と機関銃』『ふたり』など著書多数。二〇〇六年、第9回日本ミステリー文学大賞、一六年『東京零年』で第50回吉川英治文学賞を受賞。