南米を舞台に、平賀とロベルトが奇跡に挑む!
メキシコのグアダルーペ寺院に、枢機卿の代理として派遣された平賀とロベルト。式典の挨拶だけのはずが、突然宙に浮いた十字架が目の前に現れた。奇跡を目の当たりにした彼らは、調査を開始する。
メキシコのグアダルーペ寺院に、枢機卿の代理として派遣された平賀とロベルト。式典の挨拶だけのはずが、突然宙に浮いた十字架が目の前に現れた。奇跡を目の当たりにした彼らは、調査を開始する。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
平賀・ヨゼフ・庚(ひらが・よぜふ・こう)
日本人の青年神父。24歳。ほっそりとして色白、女性にしても良いくらいの美貌の持ち主。骨肉腫をわずらう12歳の弟・良太がいる。
ロベルト・ニコラス
イタリア人の青年神父。男らしい体つきの精悍な美男子。平賀とコンビを組んでいる奇跡調査官で、古文書と暗号解読のエキスパート。神父とは思えないほど世慣れていて、きちんと自分の人生を楽しむタイプ。
ジュリア司祭(2巻目から登場)
プラチナブロンドの髪とグリーンの瞳をもつ、美貌の青年神父。アフリカのソフマ共和国の教会で貧しい人々を救う、聖者のような司祭。
サウロ大司教
平賀とロベルトの良き上司。信仰心があつく、また現在においては希少な悪魔祓い(エクソシズム)を体験した、英雄的大司教でもある。
ローレン・ディルーカ
バチカン情報局で平賀の調査の補佐を行う。天才肌で、数々の事件で名サポートを見せるが、実は最重要犯罪者。現在脱獄し、行方不明になっている。
チャンドラ・シン博士
ローレンの後任として平賀のサポートを行う、優秀な数学者。ある事情からローレンを憎んでおり、その足取りを追うべくロベルトに協力を依頼する。
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「バチカン奇跡調査官 終末の聖母」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です
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メキシコ編。表紙はローレンの後任のチャンドラ・シン博士。今回は個人的にケツァルコアトルやアステカなど耳馴染みのある言葉が出てきたので、普段よりはイメージしながら読むことができました。…普段よりは。数学
メキシコ編。表紙はローレンの後任のチャンドラ・シン博士。今回は個人的にケツァルコアトルやアステカなど耳馴染みのある言葉が出てきたので、普段よりはイメージしながら読むことができました。…普段よりは。数学が苦手なので正直物理化学のパートは読み飛ばしたかったです。根性で読み切った感はあります。それにしてもロベルトの過保護感が増しているのは気のせい…?
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ずっと待ってたシリーズの新巻。ロベルトと平賀の安定した夫婦漫才を微笑ましく楽しみながら読み終えました。何処へ行ってもこの二人が揃っていると、神様が安寧を見守っていてくれる様でホッとします。その分二人が
ずっと待ってたシリーズの新巻。ロベルトと平賀の安定した夫婦漫才を微笑ましく楽しみながら読み終えました。何処へ行ってもこの二人が揃っていると、神様が安寧を見守っていてくれる様でホッとします。その分二人が別れるとはらはらし通しなのですが。表紙はチャンドラ・シン博士。いけ好かない!と思っていたけどおたおたしたり泣いたり敵愾心燃やしたり、こちらもなかなか可愛らしい方だと思います。今回のオチは、科学者はロマンティストじゃないとやっていけない事がわかりました。あれもこれも神様の昔から未来へのメッセージだと思うと愛しい
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新ローマ法王が現在、カトリックが多い南米から選出されたことが記憶に新しいのでこの巻もその影響を受けたのかしら。ラテンアメリカ文化や南米考古学を学んでいたので民俗部分はするっと入っていけました。しかし、
新ローマ法王が現在、カトリックが多い南米から選出されたことが記憶に新しいのでこの巻もその影響を受けたのかしら。ラテンアメリカ文化や南米考古学を学んでいたので民俗部分はするっと入っていけました。しかし、ラストでの平賀の長弁舌は高校までの化学と生物学の記憶をフル回転させながら何とか理解することに。イラストの効果もあってか、ケツァルコアトルがトリブラのクルースニクに思える・・・そして、ローレンに対抗心を燃やしているようなチャンドラ・シンが強烈すぎて、あのテレビ電話の場面では、平賀同様、たじたじとなりました^^;
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