最近、空を見上げていない

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2013年11月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784041010846
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最近、空を見上げていない

  • 著者 はらだ みずき
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2013年11月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784041010846

ひとりの出版社営業マンが出逢う、4つの優しい物語。

その書店員は、なぜ涙を流していたのだろう―。ときにうつむきがちになる日常から一歩ふみ出す勇気をくれる。本を愛する人へ贈る、珠玉の連作短編集。(単行本『赤いカンナではじまる』を再構成の上、改題) その書店員は、なぜ涙を流していたのだろう―。ときにうつむきがちになる日常から一歩ふみ出す勇気をくれる。本を愛する人へ贈る、珠玉の連作短編集。(単行本『赤いカンナではじまる』を再構成の上、改題)

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「最近、空を見上げていない」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 出版社の営業マン、作本を軸に描かれる本にたずさわる人たちの4つの物語。とても良かったです。どのお話も淡々と、どちらかといえば地味な感じで進んでいくんだけど、読み終えたあとにじわっと胸にくるものが。特に 出版社の営業マン、作本を軸に描かれる本にたずさわる人たちの4つの物語。とても良かったです。どのお話も淡々と、どちらかといえば地味な感じで進んでいくんだけど、読み終えたあとにじわっと胸にくるものが。特に「美しい丘」のラスト「将来の夢 本屋さん」にはやられました。解説がまた良かった。普通の生活のなかの「最高の日」。それぞれの「最高の日」を描く読後感爽やかな短編集でした。 …続きを読む
    シナモン
    2022年07月24日
    129人がナイス!しています
  • 単行本『赤いカンナではじまる』を再構成して改題。表題の話が新たに加えられたもの。大きな強弱があるわけでもない普通の話なのだが、なぜかほっこり胸を打つ・・・そんな連作短編集。 単行本『赤いカンナではじまる』を再構成して改題。表題の話が新たに加えられたもの。大きな強弱があるわけでもない普通の話なのだが、なぜかほっこり胸を打つ・・・そんな連作短編集。
    紫 綺
    2014年11月22日
    128人がナイス!しています
  • 目の前の事に追われて余裕をなくしたり、自分に自信が持てなくなると、ついうつむきがちになってしまう。そして、ハッと気づく瞬間があるのです。〈最近、空を見上げていないなあ〉と。零細出版社の営業マンを主人公 目の前の事に追われて余裕をなくしたり、自分に自信が持てなくなると、ついうつむきがちになってしまう。そして、ハッと気づく瞬間があるのです。〈最近、空を見上げていないなあ〉と。零細出版社の営業マンを主人公に、本に関わる人々との交流を描いたやさしい連作小説集。素敵な棚を作る書店員が物語の書き出ししか読まないのはなぜ? 一軒の小さな書店に拘る作家の理由は……。再販制度・委託販売を採る日本の出版流通では出版社の営業マンの仕事は微妙で、だからドラマを生むのでしょう。どんな本にも携わる人の人生が投影されているのですね。 …続きを読む
    Hideto-S@仮想書店 月舟書房
    2014年12月03日
    125人がナイス!しています

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