- 著者 渡瀬 草一郎
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2012年01月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 290
- ISBN:
- 9784048863674
源氏 物の怪語り
- 著者 渡瀬 草一郎
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2012年01月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 290
- ISBN:
- 9784048863674
紫式部と妖を巡る、平安の四季に彩られた四つの物語――
物語は物の怪に似ている。人は暗闇に妖を感じ、紙に記された物語に心を映す。妖も心も眼には見えにくく、しかし朧々としてそこに存在する。稀代の文人・紫式部と物の怪が織り成す、平安の四季に彩られた優しい物語。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「源氏 物の怪語り」感想・レビュー
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さすが渡瀬草一郎、いい。彼の、堅実で味わい深い語りを久々に堪能できて、非常に満足。主人公の藤式部に作家としての自分を重ねているのかもしれない…と感じた。とても好感の持てる主人公だ。 それにしても、吉平に …続きを読む2012年01月29日25人がナイス!しています
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源氏物語執筆中の藤式部(紫式部)の周囲で起こる怪異譚。伊勢大輔は好きな歌人なので出てきて嬉しかった。『望月の候』で中宮彰子と皇后定子が言葉を交わす場面が(現実ではないけど)いい。こんな関係だったらよか …続きを読む2016年03月22日24人がナイス!しています
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初作家さん。 源氏物語が好きで、『源氏…』に惹かれ、即買い。文章も読みやすく、でも『物の怪』と言うと、おどろおどろしい感じなのかな…?と思ってたけど、人の心…イコール心の闇を作り出す…『色不異空、空不異色 …続きを読む2012年08月31日24人がナイス!しています