ウィザード&ウォーリアー・ウィズ・マネー

第18回 電撃小説大賞 銀賞

ウィザード&ウォーリアー・ウィズ・マネー

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2012年02月10日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
296
ISBN:
9784048862738
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第18回 電撃小説大賞 銀賞

ウィザード&ウォーリアー・ウィズ・マネー

  • 著者 三河 ごーすと
  • イラスト 切符
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2012年02月10日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
296
ISBN:
9784048862738

マネーの支配をぶち破れ!! 期待のファンタジックアクション!

「奪うことだけが正義なんだよ」
「なぜ奪われる哀しさがわからないの」
 地下貧民街に生まれ幼い頃から暴力と略奪の中で孤独に生き、地上で安穏と暮らす人間を憎んできた十七歳のジェイファ。地下を脱出した彼は中流平民街に上がると同時に一軒の豪邸に盗みに入る。しかし冬瀬陽月《ふゆせはるつき》に遭遇、捕縛されてしまう。豪邸の持ち主である冬瀬一郎は、ジェイファを許す代わりにある条件を突きつける。それは陽月と組み 『ウィザード&ウォーリアー・ウィズ・マネー』 という、魔術師と戦士の二人一組で相手ペアと戦う競技のプロになることだった!? 第18回電撃小説大賞〈銀賞〉受賞作。
「奪うことだけが正義なんだよ」
「なぜ奪われる哀しさがわからないの」
 地下貧民街に生まれ幼い頃から暴力と略奪の中で孤独に生き、地上で安穏と暮らす人間を憎んできた十七歳のジェイファ。地下を脱出した彼は中流平民街に上がると同時に一軒の豪邸に盗みに入る。しかし冬瀬陽月《ふゆせはるつき》に遭遇、捕縛されてしまう。豪邸の持ち主である冬瀬一郎は、ジェイファを許す代わりにある条件を突きつける。それは陽月と組み 『ウィザード&ウォーリアー・ウィズ・マネー』 という、魔術師と戦士の二人一組で相手ペアと戦う競技のプロになることだった!? 第18回電撃小説大賞〈銀賞〉受賞作。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「ウィザード&ウォーリアー・ウィズ・マネー」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 非常に卒のない、教科書的に良く出来たバトルもの。はっきり言って、ベテラン作家でもこの域の綺麗にまとまったものが書ける人は少ないです。十分熱く、無駄もなくおもしろく読めた。ただし、独特の世界観設定と、「 非常に卒のない、教科書的に良く出来たバトルもの。はっきり言って、ベテラン作家でもこの域の綺麗にまとまったものが書ける人は少ないです。十分熱く、無駄もなくおもしろく読めた。ただし、独特の世界観設定と、「ウィズマネー」というワードから、勝手に経済取引のような駆け引き、あるいはカイジのようなお金の絡んだ心理劇が見られるものと期待していたので、肩透かし。タイトルに冠するからには、内容に直接食い込ませてほしかった。金でもっと直接強さが買えるとかね。その部分が足りないので、どこかで見たありがちバトルにとどまっている。 …続きを読む
    1_k
    2012年03月03日
    13人がナイス!しています
  • 社会での地位を確立するために各上の相手に勝負を挑む、這い上がってきた少年と落ちてきた少女の物語。わりと好きな作品になった。テンポ良く話が進み、世界観がしっかりしていて、戦闘シーンもあまりブレない。主人 社会での地位を確立するために各上の相手に勝負を挑む、這い上がってきた少年と落ちてきた少女の物語。わりと好きな作品になった。テンポ良く話が進み、世界観がしっかりしていて、戦闘シーンもあまりブレない。主人公ヒロインが共にツンデレでかわいいし、戦闘はジャイアントキリング的な要素を含んでかっこいいしで。読んでて予想外の展開がないのは賞受賞作品としては仕方がないんじゃないかな。続刊に期待してます。 …続きを読む
    humbert_2
    2012年04月05日
    7人がナイス!しています
  • ★★★★ 信条も、立場も、心の傷も違う二人が、一つの思いの元に心を通じ合い、共鳴する。ボーイミーツガールの基本形とさえ言える型のまま、真っ直ぐに突き進んだのがこの作品だろう。「奪うこと/奪われること」とい ★★★★ 信条も、立場も、心の傷も違う二人が、一つの思いの元に心を通じ合い、共鳴する。ボーイミーツガールの基本形とさえ言える型のまま、真っ直ぐに突き進んだのがこの作品だろう。「奪うこと/奪われること」という二項対立の下、世界観・ストーリー・キャラが構築されており、そこから軸がブレないためストーリーラインが分かりやすく、皿次と陽月の対立・和解・共鳴の在り方への感情移入がストンといきやすい。とにかく「テーマ」から物語を作るのが上手い人という印象受ける作者であり、いい意味で安定感のある書き手であるように思える。 …続きを読む
    空箱零士
    2017年02月26日
    5人がナイス!しています

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