妄想ジョナさん。

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2011年09月26日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
322
ISBN:
9784048708746
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妄想ジョナさん。

  • 著者 西村 悠
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2011年09月26日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
322
ISBN:
9784048708746

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「妄想ジョナさん。」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 妄想大好きな私としては人生の引導書として読まねばと思い購入した。存在しないヒロインに恋をし、叶わぬ恋で苦しむ主人公の話。人間不信で引きこもりで社会不適合者である主人公を妄想にまみれた世界から救い出す。 妄想大好きな私としては人生の引導書として読まねばと思い購入した。存在しないヒロインに恋をし、叶わぬ恋で苦しむ主人公の話。人間不信で引きこもりで社会不適合者である主人公を妄想にまみれた世界から救い出す。妄想で形成されたジョナさんは口調は乱暴だが、心がとても清らかで優しくて、何より主人公を大事に思っている。たまに見せる笑顔が可愛い。嫉妬深い所も何故か可愛い。彼女との別れは辛くて切ないのだが、ラストは清々しくて現実に希望を見出している。妄想は幸せだし現実逃避できるが、現実にいる大切な人の事も忘れてはならない。 …続きを読む
    美羽と花雲のハナシ
    2012年03月19日
    43人がナイス!しています
  • いかにもラノベなノリで軽快な雰囲気にはしてるが、醒めた目でみてしまえば「病院いけよ」レベルの主人公が、妄想であることを承知のうえでその妄想“ジョナさん”に心を惹かれていくというひたすらイタいばかりな物語 いかにもラノベなノリで軽快な雰囲気にはしてるが、醒めた目でみてしまえば「病院いけよ」レベルの主人公が、妄想であることを承知のうえでその妄想“ジョナさん”に心を惹かれていくというひたすらイタいばかりな物語。『もっとがんばりましょう』。最終的に主人公が現実に適応してゆく過程も、実際に主人公の手を引いたのは現実の砂吹や安藤であるのが事実。ラストはせつない別れからの素敵な思い出に持っていって「これからがんばるよ」な感じだけど、主人公って何も困難を乗り越えていないんだよね。まぁそこまで求める作品ではないか(笑) …続きを読む
    おかむー
    2014年08月29日
    33人がナイス!しています
  • 妄想に溺れ、孤独な日常に沈む大学生のもとへ現れた新しい妄想は、日常に帰るための手助けを宣言した。と、読み終えて、いくつもの妄想たちの言葉を思い起こせば、ずっとずっと彼は、救われたかったんだって、はっき 妄想に溺れ、孤独な日常に沈む大学生のもとへ現れた新しい妄想は、日常に帰るための手助けを宣言した。と、読み終えて、いくつもの妄想たちの言葉を思い起こせば、ずっとずっと彼は、救われたかったんだって、はっきりわかる。だから、さよならはつらいんだろうけど、きっとハッピーエンドなんだろうなぁって、ぼんやり思うのです …続きを読む
    シュエパイ
    2011年09月25日
    13人がナイス!しています

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