皇族誕生

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2011年10月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784043944897
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皇族誕生

  • 著者 浅見 雅男
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2011年10月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784043944897

彼らはなぜ「皇族」になったのか? 皇族制度誕生から消滅前夜までを辿る!

江戸時代、4つしかなかった「宮家」は、明治以降増加の一途をたどる。五百年以上さかのぼらなければ天皇とつながらない人々は、いかにして「宮家」を立てていったのか。近世の皇族制度誕生を追う。 江戸時代、4つしかなかった「宮家」は、明治以降増加の一途をたどる。五百年以上さかのぼらなければ天皇とつながらない人々は、いかにして「宮家」を立てていったのか。近世の皇族制度誕生を追う。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「皇族誕生」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 王政復古以後の「皇族」というものの歴史的な変遷を豊富な資料を紐解き解説していて興味深い。皇位継承を安定させるための一定数の皇族を確保する必要があった一方で、尊厳を保ち、費用の問題もあり皇族を一定数に抑 王政復古以後の「皇族」というものの歴史的な変遷を豊富な資料を紐解き解説していて興味深い。皇位継承を安定させるための一定数の皇族を確保する必要があった一方で、尊厳を保ち、費用の問題もあり皇族を一定数に抑える必要があり、天皇、皇族、政治家、官僚がせめぎ合いを繰り広げる…。そんな歴史的な経緯も踏まえると、現代の皇位継承問題についても理解できます。 …続きを読む
    ツバメマン★こち亀読破中
    2018年09月29日
    24人がナイス!しています
  • 第一部が皇族制度成立の経緯、第二部が皇族と軍部の関係、第三部がふたりの皇族の略伝と、テーマ的にややまとまりに欠けるきらいはあったが、豊富なエピソードで飽きることなく読み進めることができた。伏見宮系統の 第一部が皇族制度成立の経緯、第二部が皇族と軍部の関係、第三部がふたりの皇族の略伝と、テーマ的にややまとまりに欠けるきらいはあったが、豊富なエピソードで飽きることなく読み進めることができた。伏見宮系統の皇籍離脱がなければ今日の皇位継承問題もなかったのにとはたびたび考えてしまうが、当時はいわゆる直宮に青壮年の男性が6人もいらしたわけで、一概にそのときの判断を誤りと断じることはできないことがわかった。 …続きを読む
    穀雨
    2021年06月23日
    6人がナイス!しています
  • 明治期に急増し敗戦時に急減した我が国の皇族についてのノンフィクション。日本史上における特異な事実を列記してくれているのは有難いが、箇条書き的な記述で散漫さと味気無さが玉に瑕だった。読了して思い知ったの 明治期に急増し敗戦時に急減した我が国の皇族についてのノンフィクション。日本史上における特異な事実を列記してくれているのは有難いが、箇条書き的な記述で散漫さと味気無さが玉に瑕だった。読了して思い知ったのは、宮家が多い方が皇位継承は安定するだろうが、顰蹙を買う者も現れ権威や敬意は下がるだろうこと。昭和、平成と続いてきた天皇の在り方が当たり前になってしまった現在、同じ水準を求められるのは誰であっても苦しかろう。それにしても「皇族方はとかく品行よろしからず…」「コンプリートリ・フール」とはひどい言われようだな。 …続きを読む
    うたまる
    2024年09月20日
    2人がナイス!しています

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