北の五稜星

北の五稜星

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2011年12月20日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
264
ISBN:
9784041100707

北の五稜星

  • 著者 植松 三十里
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2011年12月20日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
264
ISBN:
9784041100707

幕府海軍の最期。少年士官たちの箱館戦争を描く、書き下ろし歴史小説。

新政府に抗した旧幕府方は、榎本武揚のもと箱館に結集した。旧幕府海軍の佐々倉松太郎ら若き浦賀衆たちも加わるが、開陽丸は沈没、新政府軍が迫る。歴史小説の気鋭が描く、少年たちの箱館戦争。書き下ろし。 新政府に抗した旧幕府方は、榎本武揚のもと箱館に結集した。旧幕府海軍の佐々倉松太郎ら若き浦賀衆たちも加わるが、開陽丸は沈没、新政府軍が迫る。歴史小説の気鋭が描く、少年たちの箱館戦争。書き下ろし。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「北の五稜星」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 幕末、幕府側に属して函館戦争に従軍した若者たちの物語。登場する人物はペリー来航時の対応に苦労して功績のあった浦賀の佐々倉桐太郎(とうたろう)、中島三郎助の子どもの佐々倉松太郎、中島恒太郎、英次郎(ふさ 幕末、幕府側に属して函館戦争に従軍した若者たちの物語。登場する人物はペリー来航時の対応に苦労して功績のあった浦賀の佐々倉桐太郎(とうたろう)、中島三郎助の子どもの佐々倉松太郎、中島恒太郎、英次郎(ふさじろう)ら。話しは江差沖の開陽丸座礁に始まり、函館戦、中島父子の千代ヶ岡陣屋戦死、そして明治世での松太郎による中島父子の忠魂碑建立まで。私の関心あるところど真ん中。昨年今年と連続、松前から木古内、函館と史跡巡りのチャンスがあったので、ゆかりの地リアル感たっぷりお楽しみ読書を満喫でした。 …続きを読む
    kawa
    2024年11月17日
    36人がナイス!しています
  • 初めての作家さんでしたが、とても読みやすかったです。 幕府崩壊後、榎本武揚らと蝦夷地へ渡った浦賀衆の少年たち。彼らが戦った函館戦争の実態と、生き残った者のその後の人生…。 歴史上あまり知られていない少年 初めての作家さんでしたが、とても読みやすかったです。 幕府崩壊後、榎本武揚らと蝦夷地へ渡った浦賀衆の少年たち。彼らが戦った函館戦争の実態と、生き残った者のその後の人生…。 歴史上あまり知られていない少年たちが主人公なので、特別凄い活躍もなく物語は淡々と進んでいくのですが、そこにリアルさがありました。 榎本とか勝海舟とか額兵隊の星とか…最初イヤ〜な奴だったのが、後に良い人だとわかる構成はニクいよね(笑)☆ …続きを読む
    マムみかん(*ほぼ一言感想*)
    2012年03月02日
    23人がナイス!しています
  • 五稜星とは北極星のこと。佐々倉松太郎は他の4人の若者と、箱館で討ち死にし、5つの頂点を持つ五稜星になろうと誓った。浦賀奉行所の与力・同心衆は幕臣が静岡に移住する際に、人員数を絞る必要から同行を拒否され 五稜星とは北極星のこと。佐々倉松太郎は他の4人の若者と、箱館で討ち死にし、5つの頂点を持つ五稜星になろうと誓った。浦賀奉行所の与力・同心衆は幕臣が静岡に移住する際に、人員数を絞る必要から同行を拒否された。与力の中島三郎助は浦賀の与力・同心衆の若者・30数名を誘い、榎本武揚の蝦夷地への脱走組に加わった。全員が千代ケ岡で戦死する中、松太郎のみが中島の配慮で生き残り、国許で生き恥をさらすことになる。松太郎は中島三郎助の志を引き継ぎ浦賀に造船所を開くことに・・・。榎本軍の海戦を詳述しており興味深い内容。★3.8 …続きを読む
    ソババッケ
    2015年02月16日
    15人がナイス!しています

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