気分上々

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2012年02月29日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
296
ISBN:
9784041101186

気分上々

  • 著者 森 絵都
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2012年02月29日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
296
ISBN:
9784041101186

きっとまばゆい明日が待っているから。

「自分革命」を起こすべく親友との縁を切った女子高生、家系に伝わる理不尽な“掟”に苦悩する有名女優、無銭飲食の罪を着せられた中二男子……森絵都の魅力をすべて凝縮した、多彩な9つの物語。 「自分革命」を起こすべく親友との縁を切った女子高生、家系に伝わる理不尽な“掟”に苦悩する有名女優、無銭飲食の罪を着せられた中二男子……森絵都の魅力をすべて凝縮した、多彩な9つの物語。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「気分上々」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 9つの短編からなる作品集。バラエティに富んだ構成。「17レボリューション」で、お互いが自然体でいられる空気間を持つ相手を見つけられたのは、とても幸せなことだと思った。二人の幸せが長く続いて欲しい。最後に 9つの短編からなる作品集。バラエティに富んだ構成。「17レボリューション」で、お互いが自然体でいられる空気間を持つ相手を見つけられたのは、とても幸せなことだと思った。二人の幸せが長く続いて欲しい。最後に高々と突き上げた腕が印象深い。「気分上々」での柊也の様々な感情の動きが瑞々しい。森絵都さんは、思春期の中学生や高校生の心情を描くのがリアルで巧みだと思う。それも、比較的平凡な少年、少女たちの心情を描くので、自分の過去と重ね合わせて考えることが出来る。生まれる共感は生き生きとして自然に微笑みが浮かぶ。良作。 …続きを読む
    yoshida
    2017年10月14日
    249人がナイス!しています
  • この作家は短篇が本当にうまいなぁ・・・読み終わったときの幸福感と言ったら! 短い中にめいいっぱいドラマ詰まっていて、どこにでもありそうな無さそうな絶妙な特別感があって、それでいてどの話もくどくない。『1 この作家は短篇が本当にうまいなぁ・・・読み終わったときの幸福感と言ったら! 短い中にめいいっぱいドラマ詰まっていて、どこにでもありそうな無さそうな絶妙な特別感があって、それでいてどの話もくどくない。『17レボリューション』と『気分上々』は思春期特有の微妙な感じがよく表れていて、本当に素晴らしかった。『ブレノワール』はフランスの保守的な村で生きるために、いろいろな決断をした母と息子の葛藤が描かれている物語だけど、あまりにも美しくてその世界観にうっとりだった。また明日も生きてみようかなと思わせてくれる短篇集。 …続きを読む
    風眠
    2012年07月29日
    162人がナイス!しています
  • ちなみに自分は「完全対称」です。 ちなみに自分は「完全対称」です。
    takaC
    2012年10月02日
    148人がナイス!しています

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