大人気・天才神父コンビの事件簿、第5弾!
英国に奇跡調査にやってきた平賀とロベルトは、帰り道で自動車事故にあい、しばらく田舎町に滞在することに。だが、公爵家の領地であるその町には古くから、吸血鬼が徘徊しているという噂があって──!?
英国に奇跡調査にやってきた平賀とロベルトは、帰り道で自動車事故にあい、しばらく田舎町に滞在することに。だが、公爵家の領地であるその町には古くから、吸血鬼が徘徊しているという噂があって──!?
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
平賀・ヨゼフ・庚(ひらが・よぜふ・こう)
日本人の青年神父。24歳。ほっそりとして色白、女性にしても良いくらいの美貌の持ち主。骨肉腫をわずらう12歳の弟・良太がいる。
ロベルト・ニコラス
イタリア人の青年神父。男らしい体つきの精悍な美男子。平賀とコンビを組んでいる奇跡調査官で、古文書と暗号解読のエキスパート。神父とは思えないほど世慣れていて、きちんと自分の人生を楽しむタイプ。
ジュリア司祭(2巻目から登場)
プラチナブロンドの髪とグリーンの瞳をもつ、美貌の青年神父。アフリカのソフマ共和国の教会で貧しい人々を救う、聖者のような司祭。
サウロ大司教
平賀とロベルトの良き上司。信仰心があつく、また現在においては希少な悪魔祓い(エクソシズム)を体験した、英雄的大司教でもある。
ローレン・ディルーカ
バチカン情報局で平賀の調査の補佐を行う。天才肌で、数々の事件で名サポートを見せるが、実は最重要犯罪者。現在脱獄し、行方不明になっている。
チャンドラ・シン博士
ローレンの後任として平賀のサポートを行う、優秀な数学者。ある事情からローレンを憎んでおり、その足取りを追うべくロベルトに協力を依頼する。
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「バチカン奇跡調査官 血と薔薇と十字架」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です
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3年程積読してました。奇跡調査官シリーズって面白いんですけど、主戦場がラノベなんで読むのに疲れるんですもの(苦笑) 今回は吸血鬼の調査。それも依頼があってではなく、バチカンに戻る途中での巻き込まれからの
3年程積読してました。奇跡調査官シリーズって面白いんですけど、主戦場がラノベなんで読むのに疲れるんですもの(苦笑) 今回は吸血鬼の調査。それも依頼があってではなく、バチカンに戻る途中での巻き込まれからの個人的興味によるもの。過去、全ての奇跡調査は科学により完全解明だったものの今回は完全にとはいかなかった印象も。ラストの写真に出てきた宿敵ジュリア司祭とエルトン伯爵もとい吸血鬼ブロア家とは今後も絡みがありそうで、楽しみですね。
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ようやく来ました、ゴシックホラー王道ヴァンパイア!それにしても奇跡調査ではないのに事件に巻き込まれるなんて。しかもローマ・カソリックと仲の悪いイギリスが舞台。トリックとしては『偶然』の自然現象と『不可
ようやく来ました、ゴシックホラー王道ヴァンパイア!それにしても奇跡調査ではないのに事件に巻き込まれるなんて。しかもローマ・カソリックと仲の悪いイギリスが舞台。トリックとしては『偶然』の自然現象と『不可能ではない』行動や化学が合わさって引き起こされた感じ。相変わらず情景描写が細かくて薀蓄が沢山あるので読み込み甲斐がある。疲れるけど。最後の最後で凄いことになってるけど次巻どうなるんだろう…。
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THEROS柴本さんに吸血鬼とくれば、来たーーーー\(゜ロ\)(/ロ゜)/という感じです。薔薇!魂っぽいもの!美しい!!死んだはずの人間が甦る奇跡はトリックとしては分かりやすいけれど、きっとこれは奇跡として保存
THEROS柴本さんに吸血鬼とくれば、来たーーーー\(゜ロ\)(/ロ゜)/という感じです。薔薇!魂っぽいもの!美しい!!死んだはずの人間が甦る奇跡はトリックとしては分かりやすいけれど、きっとこれは奇跡として保存しておいた方がいい。この世には秘密にしておいた方がいい事もある。それは神様だってきっとご存知だ。英国国教会とローマンカソリックの違い、民間伝承や実在の人物達、骨相学も興味深かったです。全体にはとても好きだけど平賀を甘やかすロベルト神父のシーンがなかったのと、恒例最後のミサのシーンがないのが残念かも。
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