- 著者 河治 和香
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2011年12月22日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 320
- ISBN:
- 9784041000700
時雨ごこち 紋ちらしのお玉
- 著者 河治 和香
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2011年12月22日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 320
- ISBN:
- 9784041000700
幕末の荒波が、ついにお玉に迫る。男たちの運命は? 人気シリーズ完結!
売れっ子芸者・玉勇には、抱かれた男の家紋を刺青にして体に千個彫る「千人信心」の秘密がある。「紋ちらしのお玉」の体を男たちが通り過ぎ、幕末の時代の波が呑み込んでゆく。シリーズ完結、書き下ろし。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「時雨ごこち 紋ちらしのお玉」感想・レビュー
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豪華絢爛たる男達がお玉の体と心を駆け抜けるように時代が変わっていく幕末。好きだった男が、好きだった男に殺され・・柳橋芸者である矜持はどこに失ったか抜け殻のようになって男と交わるお玉。創作にしろあれほど …続きを読む2018年05月31日63人がナイス!しています
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こうしてお玉さんの目を通して幕末を見ると本当に短期間で色々なことが起きて、変化していなくなった人が多いことがわかる。男の最期を聞く女の気持ちなんて知らないまま旅立っていく男たちの勝手さと女の強さに涙が …続きを読む2014年05月17日19人がナイス!しています
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相変わらず有名人や重要な事件てんこもりだけれど、幕末を芸者玉勇の視点で描くことで、身近ではあっても当事者ではないという傍観者的な記述になっているのが珍しい。龍馬が死んだことで悲しんでいる玉勇が気の強い …続きを読む2017年12月21日8人がナイス!しています