- 定価: 880円 (本体800円+税)
- 発売日:
- 2011年03月25日
- 判型:
- 文庫判
- ページ数:
- 368
- ISBN:
- 9784041356692
- 定価: 880円 (本体800円+税)
- 発売日:
- 2011年03月25日
- 判型:
- 文庫判
- ページ数:
- 368
- ISBN:
- 9784041356692
愛の典獄・有馬四郎助の若き日を描く一大明治群像劇!
空知集治監に滞在する四郎助は、看守長・高野襄と共に監獄を騒がす怪事に遭遇してゆく。ある日、監獄教誨
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※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「地の果ての獄 下 山田風太郎ベストコレクション」感想・レビュー
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いつまでも読んでいたい気持ちにさせられる山田風太郎明治ものだが、本作も御多分に洩れず。舞台が監獄、悪業を重ねた囚人たちが次々登場することもあって明治ものにしてはエログロの要素が強いのが目立つがそれは別 …続きを読む2023年02月01日50人がナイス!しています
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巻末の解説で「西郷を撃った男」をこんなに巧みな話の作り方、見たことがない、風太郎は本当に天才的なストーリー・テラーだとつくづく感嘆させられると激賞している。実在の人物の登場のさせ方、絡ませ方も絶妙で、 …続きを読む2025年02月20日16人がナイス!しています
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いやいや、面白いのなんのって。 犬ぞりで氷原を走るなんぞ、日本版ワイルドスペクタクル。 「愛の典獄」こと、有馬四朗助の青年期からの成長期だが、出会う人々が濃い!これでは人間から脱皮して神の領域に入っていく …続きを読む2013年05月01日12人がナイス!しています