- 著者 三島 由紀夫
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2010年11月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 272
- ISBN:
- 9784041212172
愛の疾走
- 著者 三島 由紀夫
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2010年11月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 272
- ISBN:
- 9784041212172
三島由紀夫没後40年。笑いあり涙あり、傑作長編エンターテインメント!
半農半漁の村で、漁を営む青年・修一と、湖岸の工場に勤める美代。この二人に恋をさせ、自分の小説のモデルにしようとたくらむ素人作家、大島。策略と駆け引きの果ての恋の行方は。劇中劇も巧みな恋愛長編。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「愛の疾走」感想・レビュー
-
1962年に「婦人倶楽部」に連載。三島由紀夫は円熟期の37歳。この小説では客観体の叙述を軸としながら、所々に登場人物たちの1人称体の語りが配されており、その意味では幾分実験的な試みではあるのだが、残念ながら …続きを読む2012年11月06日119人がナイス!しています
-
三島由紀夫のエンタメ小説。素人作家の大島が小説「愛の疾走」を執筆するために、漁業を営む青年・修一と近代的なカメラ工場で働く美代に恋愛をさせようと企む。仕掛けられた恋愛の行方は如何にーー本作もとても楽し …続きを読む2017年04月25日102人がナイス!しています
-
舞台は風光明媚な諏訪湖畔、相変わらず三島の情景描写が美しい。純情な漁師の青年と湖畔のカメラ工場で働く美女との恋愛小説である。恋にうぶな二人、初キス同士の描写は初々しく眩しい。ちょっとコミカルで、ユーモ …続きを読む2020年02月10日88人がナイス!しています