渋沢百訓 論語・人生・経営

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2010年10月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
416
ISBN:
9784044090029
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渋沢百訓 論語・人生・経営

  • 著者 渋沢 栄一
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2010年10月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
416
ISBN:
9784044090029

実業界の父が初めて語った、ビジネスマン必読の指南書!

人の役に立つ仕事を愉快にする――。実業界の父・渋沢栄一が、自己の考えのすべてを語り、経済の飛躍的発展を次世代に伝える。論語の精神に貫かれた国家観・人生観・経営観を背景に、渋沢が生涯を通して会得したビジネス術を具体的に指南。会社組織の運営や人材の採択にまで関わる内容は、経営哲学の『論語と算盤』と共に社会全体の経済的幸福を志向する。原書『青淵百話』から渋沢の真髄を伝える57話を精選。解説・井上潤 人の役に立つ仕事を愉快にする――。実業界の父・渋沢栄一が、自己の考えのすべてを語り、経済の飛躍的発展を次世代に伝える。論語の精神に貫かれた国家観・人生観・経営観を背景に、渋沢が生涯を通して会得したビジネス術を具体的に指南。会社組織の運営や人材の採択にまで関わる内容は、経営哲学の『論語と算盤』と共に社会全体の経済的幸福を志向する。原書『青淵百話』から渋沢の真髄を伝える57話を精選。解説・井上潤

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

 凡 例

叙(渋沢栄一)


主義
天命論
人生観
国家
社会
道理
余が処世主義
公生涯と私生涯
天の使命
清濁併せ呑まざるの弁
論語と算盤
論語主義と権利思想

覚悟
米櫃演説
商業の真意義
日本の商業道徳
武士道と実業
新時代の実業家に望む
事業経営に対する理想
企業家の心得
成功論
成敗を意とする勿れ
事業家と国家的観念
富貴栄達と道徳
危険思想の発生と実業家の覚悟
当来の労働問題
社会に対する富豪の義務

立志
就職難善後策
地方繁栄策
立志の工夫
功名心
現代学生気質
頽廃せし師弟の情誼
初めて世に立つ青年の心得
役に立つ青年
余が好む青年の性格
会社銀行員の必要的資格
衣食住

修養
貯蓄と貯蓄機関
交際の心得
人格の修養
精神修養と陽明学
常識の修養法
習慣性について
大事と小事
意志の鍛錬
克己心養成法
元気振興の急務
勇気の養い方
健康維持策

処世
服従と反抗
独立自営
悲観と楽観
逆境処世法
傭者被傭者の心得
過失の責め方
激務処理法
貧乏暇無しの説
読書法

「渋沢百訓 論語・人生・経営」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 渋沢史料館で入手したが、近時の経営者の自伝とは異なり、国家から家庭まで扱い、天から見て正しい姿を追求する渋沢の客観的人生観が貫かれた明治末期の人生論。企業家に個人のみならず国家社会を利する事業を求め、 渋沢史料館で入手したが、近時の経営者の自伝とは異なり、国家から家庭まで扱い、天から見て正しい姿を追求する渋沢の客観的人生観が貫かれた明治末期の人生論。企業家に個人のみならず国家社会を利する事業を求め、明治初期に比べて元気がなく無気力な若者を叱咤する姿は、大蔵省時代に三日三晩一睡もせず事務章程を作成した強靭な体力と、自らの力で一見逆境のような状況を順境にしてきた人格のなせる技だろう。企業活動を規律する各法制が整備され、鉄道国有化や煙草専売化が進む中、実業界の地位向上のために一生を尽くした渋沢翁の言葉が重い。 …続きを読む
    うえぽん
    2023年07月16日
    10人がナイス!しています
  • 新紙幣のデザインが発表され、昨年末に渋沢栄一史料館を訪れたのをきっかけに、年末年始に選んだ一冊。渋沢栄一の思想が滔々と語られており、自然襟を正して修得に努めたものの、なんと自分が未熟で小さく思えること 新紙幣のデザインが発表され、昨年末に渋沢栄一史料館を訪れたのをきっかけに、年末年始に選んだ一冊。渋沢栄一の思想が滔々と語られており、自然襟を正して修得に努めたものの、なんと自分が未熟で小さく思えることか。自己の利より国家社会の利を念頭に置き、自己研鑽を絶やさず、常に謙虚に、徳を積んで人格を磨き続ける。自己を振返りつつ、意識していきたいものです。慎重になりすぎて若者の元気がないと語っているのが、現代に重なるようで面白く感じた。時に思い切ってチャレンジできる教育をしていかなければ。大人にも言えることだけれど。 …続きを読む
    Ponyo
    2021年01月03日
    4人がナイス!しています
  • 古典風の序文に戸惑いましたが、本文は現代文に近かったので何とか読むことができました。 仕事の一線を退いてからの著書とのことですが、なかなか新鮮です。 論語を交えての国家観などは自分にとってとても難解でし 古典風の序文に戸惑いましたが、本文は現代文に近かったので何とか読むことができました。 仕事の一線を退いてからの著書とのことですが、なかなか新鮮です。 論語を交えての国家観などは自分にとってとても難解でしたが、読書法など身近な話題も多く、とても参考になりました。 …続きを読む
    xtz
    2011年09月03日
    4人がナイス!しています

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