終わる世界のアルバム

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2010年10月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
242
ISBN:
9784048700979

終わる世界のアルバム

  • 著者 杉井 光
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2010年10月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
242
ISBN:
9784048700979

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「終わる世界のアルバム」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 本当は人が死ぬという事は、その人が消えるんじゃないと思う。その人を想う 誰かの記憶がある限りね。このお話は その記憶と関連部分を強制的に消されてしまう という設定。これって哀しむことも出来ないってことな 本当は人が死ぬという事は、その人が消えるんじゃないと思う。その人を想う 誰かの記憶がある限りね。このお話は その記憶と関連部分を強制的に消されてしまう という設定。これって哀しむことも出来ないってことなんかな?う〜ん… よく考えると哀しみも大切なんだねぇ… 全編通してフィルターがかかったような感覚。全てがはっきりしなくてもいいような気がしたまま読んでましたよ。マコと奈月が何故そうなったのかを少しでも書いて欲しかったし、救いがない感じだけど、雰囲気はすごく気に入りました。 …続きを読む
    Shinji
    2015年04月05日
    53人がナイス!しています
  • 人が消えていく世界で。記憶さえ残っていないことを知らないまま生きていくのはきっと悲しいほど簡単。でも残っていると知りながら生きていくならそれは痛みでしかないんだろうな。世界は音もないような、ただそこに 人が消えていく世界で。記憶さえ残っていないことを知らないまま生きていくのはきっと悲しいほど簡単。でも残っていると知りながら生きていくならそれは痛みでしかないんだろうな。世界は音もないような、ただそこにあるだけの箱のように感じられた。そんな中で映えるのは今にも消えてしまいそうな切ない愛の物語。もう一度、再読したいと思います。 …続きを読む
    優愛
    2013年12月22日
    38人がナイス!しています
  • 初読の時に、冬の雪の降った日に再読をしようと思っていてようやく再読出来ました。ある意味で杉井作品の集大成ともいえる作品だと思います。表紙も素晴らしいし、内容も杉井作品の真骨頂ともいえる世界観だと思いま 初読の時に、冬の雪の降った日に再読をしようと思っていてようやく再読出来ました。ある意味で杉井作品の集大成ともいえる作品だと思います。表紙も素晴らしいし、内容も杉井作品の真骨頂ともいえる世界観だと思います。相変わらずマコをナオに、奈月を真冬に置き換えて読んでしまいましたが、杉井作品の最高傑作ともいえる「さよならピアノソナタ」に足りない部分を補足して補える感じに仕上がっているので、ピアノソナタの世界観が好きな人なら楽しめる作品だと思います。 …続きを読む
    メロリン@5月は再読強化キャンペーン!
    2014年02月14日
    37人がナイス!しています

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