空色パンデミック3

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2010年08月30日
判型:
A6判
商品形態:
文庫
ページ数:
264
ISBN:
9784047267268
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空色パンデミック3

  • 著者 本田 誠
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2010年08月30日
判型:
A6判
商品形態:
文庫
ページ数:
264
ISBN:
9784047267268
“空想病”という迷宮を彷徨い、僕が辿り着く真実とは――。 “空想病”という迷宮を彷徨い、僕が辿り着く真実とは――。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「空色パンデミック3」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • これは賛辞ですが、『セカイ系』というか亜流の、でも中々良質な『ワサビ抜き筒井系』を読んでいるような気分になった。目次の『三度…』で噴き出し(笑)、第1章の出だしで『あ、もう始まってんだ』と気付いてもそん これは賛辞ですが、『セカイ系』というか亜流の、でも中々良質な『ワサビ抜き筒井系』を読んでいるような気分になった。目次の『三度…』で噴き出し(笑)、第1章の出だしで『あ、もう始まってんだ』と気付いてもそんな事に意味は無く、以降は幾重にも折り重なる『メタのミルフィーユ』に瞬殺の圧殺(笑)。最後まで読みきっても何が本当なのかよく判らない…が面白い(笑)。にしてもこんなに身近で世話を焼いてくれる青井くんを置いて、何故彼は結衣さんのために闘うのだろう(苦笑)。…ま、男の子はバカですから仕方無いけどね(^-^)。 …続きを読む
    ぺぱごじら
    2011年07月21日
    28人がナイス!しています
  • 購入。秋に桜が咲き、太陽は西から昇る。そして僕は、晩夏の中寒気で全身が粟立った。「怖い」。この作品を形容する言葉にコレ以外は浮かばない。まるで何も信じられない。全てが虚構、夢幻。何度、景(偶然にも漢字 購入。秋に桜が咲き、太陽は西から昇る。そして僕は、晩夏の中寒気で全身が粟立った。「怖い」。この作品を形容する言葉にコレ以外は浮かばない。まるで何も信じられない。全てが虚構、夢幻。何度、景(偶然にも漢字は違えど同じ名前)と一緒に絶望を味わったかわからない。うん、これは今年一番の作品。 …続きを読む
    KEI
    2010年09月09日
    21人がナイス!しています
  • これは完全にやられた。“空想病”という設定を存分に生かし、そして2巻までの伏線も全て回収。使える要素なら、作品そのものまで作品の要素の一部にしてしまう。「もうここまで来たら騙されないぞ!」と意気込んだ読 これは完全にやられた。“空想病”という設定を存分に生かし、そして2巻までの伏線も全て回収。使える要素なら、作品そのものまで作品の要素の一部にしてしまう。「もうここまで来たら騙されないぞ!」と意気込んだ読者を、またまた見事に騙してくれた。いやはやおそろしいな、空想病は。 綿密に練られたストーリー構成は、読んでいて圧巻。作品の性質上、曖昧模糊ではあるが、「セカイを敵にまわす」想いが伝わってきて良かった。というか今回もやっぱり森崎かっこいい&心音ちゃんかわいいな! ベストイラストは、31頁の景と青井。9/10点 …続きを読む
    星野流人
    2011年01月08日
    16人がナイス!しています

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