- 著者 京極 夏彦
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2010年10月23日
- 判型:
- 文庫判
- ページ数:
- 722
- ISBN:
- 9784043620081
文庫版 豆腐小僧双六道中ふりだし
- 著者 京極 夏彦
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2010年10月23日
- 判型:
- 文庫判
- ページ数:
- 722
- ISBN:
- 9784043620081
お盆の豆腐に気をつけながら、自らの存在理由を求めてさまよう珍道中!
豆腐を載せた盆を持ち、ただ立ちつくすだけの妖怪「豆腐小僧」。豆腐を落としたとき、ただの小僧になるのか、はたまた消えてしまうのか。「消えたくない」――強い思いを胸に旅に出た小僧が出会ったのは!?
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
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角川文庫「豆腐小僧」 絶賛発売中!
「文庫版 豆腐小僧双六道中ふりだし」感想・レビュー
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元豆腐屋に住み着き、紅葉豆腐をお盆の上において両手で持ち,笠をかぶっている妖怪の小僧。恐怖小説なのか幻想小説なのか。読み進んでも中々分からない。江戸物らしい持って回った言い回しが諄いと思うか心地よいと …続きを読む2013年09月02日212人がナイス!しています
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豆腐を持っているだけの子供の妖怪、豆腐小僧。色々な妖怪と出会ったり別れたりしながら進む道中記が面白かったです。落語口調の語りでユーモアがあるし、豆腐小僧のお馬鹿っぷりが可愛い。愛くるしい豆腐小僧と滑稽 …続きを読む2016年01月03日94人がナイス!しています
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2010/10/24 アミーゴ書店Blumer神戸店にて購入。2016/4/4〜4/136年ものの積読本。豆腐小僧シリーズ第一弾。浅学にも豆腐小僧という妖怪は知らなかったが、魅力的なキャラクターに仕上げてきたなぁ。読めば自然と妖怪 …続きを読む2016年04月13日84人がナイス!しています
著者紹介
京極 夏彦(きょうごく・なつひこ)
1963年、北海道生まれ。小説家、意匠家、全日本妖怪推進委員会肝煎。94年、『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木賞、11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞を受賞。著書多数。