【OD】漂流 ジョセフ・ヒコと仲間たち

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2010年05月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
258
ISBN:
9784046221025

【OD】漂流 ジョセフ・ヒコと仲間たち

  • 著者 春名 徹
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2010年05月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
258
ISBN:
9784046221025

幕末、漂流の末にアメリカにたどり着いた十七人の人生

アメリカがもっと若く、ジパングである日本は、列強の示威の前にひたすら身をすくめていたその時代に、何の備えもなく「世界」に直面させられた十七名の日本人。その群像を、巨大な時代のうねりのなかで鮮烈に描く。

〈目次〉
序章 栄力丸東へ

第一章 漂流のはてに
     運命の日
     空白の領域へ
     「きょうかぎりと思う也」

第二章 救助─異文化との邂逅
     異様な船と異人たち
     「アーメリカ」との対話
     オークランド号上の生活

第三章 黄金のアメリカ
     百日ぶりの陸地
     殷賑のサンフランシスコ

第四章 仮装舞踏会
     「隣国」日本への期待
     西欧の誘惑
     ポーク号上での一年

第五章 長い道─サンフランシスコから香港へ
     遅れる帰国
     アメリカを離れて
     万蔵の死

第六章 分裂─祖国かアメリカか
     香港の日本人
     広東への脱出
     「アメリカ組」三人

第七章 アメリカと中国
     一八五三年前後
     揺れる極東

第八章 ペリー艦隊の影
     上海─音吉の尽力
     「アメリカ」からの脱出

第九章 帰国
     三度目の春
     長崎へ帰着
     奉行所の事情聴取

第十章 残された者たち
     洗礼、学校、就職─彦太郎の場合
     ペリー艦隊の仙太郎
     サム・パッチ─再びアメリカへ

第十一章 彦太郎からジョセフ・ヒコへ
     異端の選択
     日本開国─ヒコの転回
     「国粋派」文太の最期
     全員帰国

終章 禁断の実

 あとがき
 『漂流』略年表
 主な参考文献
アメリカがもっと若く、ジパングである日本は、列強の示威の前にひたすら身をすくめていたその時代に、何の備えもなく「世界」に直面させられた十七名の日本人。その群像を、巨大な時代のうねりのなかで鮮烈に描く。

〈目次〉
序章 栄力丸東へ

第一章 漂流のはてに
     運命の日
     空白の領域へ
     「きょうかぎりと思う也」

第二章 救助─異文化との邂逅
     異様な船と異人たち
     「アーメリカ」との対話
     オークランド号上の生活

第三章 黄金のアメリカ
     百日ぶりの陸地
     殷賑のサンフランシスコ

第四章 仮装舞踏会
     「隣国」日本への期待
     西欧の誘惑
     ポーク号上での一年

第五章 長い道─サンフランシスコから香港へ
     遅れる帰国
     アメリカを離れて
     万蔵の死

第六章 分裂─祖国かアメリカか
     香港の日本人
     広東への脱出
     「アメリカ組」三人

第七章 アメリカと中国
     一八五三年前後
     揺れる極東

第八章 ペリー艦隊の影
     上海─音吉の尽力
     「アメリカ」からの脱出

第九章 帰国
     三度目の春
     長崎へ帰着
     奉行所の事情聴取

第十章 残された者たち
     洗礼、学校、就職─彦太郎の場合
     ペリー艦隊の仙太郎
     サム・パッチ─再びアメリカへ

第十一章 彦太郎からジョセフ・ヒコへ
     異端の選択
     日本開国─ヒコの転回
     「国粋派」文太の最期
     全員帰国

終章 禁断の実

 あとがき
 『漂流』略年表
 主な参考文献

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

序章 栄力丸東へ

第一章 漂流のはてに
     運命の日
     空白の領域へ
     「きょうかぎりと思う也」

第二章 救助─異文化との邂逅
     異様な船と異人たち
     「アーメリカ」との対話
     オークランド号上の生活

第三章 黄金のアメリカ
     百日ぶりの陸地
     殷賑のサンフランシスコ

第四章 仮装舞踏会
     「隣国」日本への期待
     西欧の誘惑
     ポーク号上での一年

第五章 長い道─サンフランシスコから香港へ
     遅れる帰国
     アメリカを離れて
     万蔵の死

第六章 分裂─祖国かアメリカか
     香港の日本人
     広東への脱出
     「アメリカ組」三人

第七章 アメリカと中国
     一八五三年前後
     揺れる極東

第八章 ペリー艦隊の影
     上海─音吉の尽力
     「アメリカ」からの脱出

第九章 帰国
     三度目の春
     長崎へ帰着
     奉行所の事情聴取

第十章 残された者たち
     洗礼、学校、就職─彦太郎の場合
     ペリー艦隊の仙太郎
     サム・パッチ─再びアメリカへ

第十一章 彦太郎からジョセフ・ヒコへ
     異端の選択
     日本開国─ヒコの転回
     「国粋派」文太の最期
     全員帰国

終章 禁断の実

 あとがき
 『漂流』略年表
 主な参考文献

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