業政駈ける

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2010年09月21日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
320
ISBN:
9784046532107

業政駈ける

  • 著者 火坂 雅志
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2010年09月21日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
320
ISBN:
9784046532107

構想二十余年、武田信玄が一度も勝てなかった知将・長野業政を描く!

漢には守らねばならぬものがある――。西上野の地侍たちから盟主と仰がれた箕輪城主・長野業政。河越夜戦で逝った息子への誓いと上州侍の誇りを胸に、度重なる武田軍の侵攻に敢然と立ち向かった気骨の生涯を描く! 漢には守らねばならぬものがある――。西上野の地侍たちから盟主と仰がれた箕輪城主・長野業政。河越夜戦で逝った息子への誓いと上州侍の誇りを胸に、度重なる武田軍の侵攻に敢然と立ち向かった気骨の生涯を描く!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「業政駈ける」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 上野・箕輪城主の長野業政(業正)の晩年を描いたエンターテインメント時代小説。有力守護大名に挟まれた領主の、領民との関係を重要視する統治の様子がよくわかる。信州・上田の真田幸隆との敵味方を越えた、互いの 上野・箕輪城主の長野業政(業正)の晩年を描いたエンターテインメント時代小説。有力守護大名に挟まれた領主の、領民との関係を重要視する統治の様子がよくわかる。信州・上田の真田幸隆との敵味方を越えた、互いの立場を理解する様子も説得力がある。火坂さんの小説には武士の戦いだけでなく、農民の戦いや経済学的な視点が必ず織り込まれており、それが違和感なく読み進めることができる一つの要因である。大スターではない人物にスポットを当て、「現場の人間の努力と苦悩」を読者に提供する点で岩井三四二さんとともに大切に読みたい作家だ。 …続きを読む
    藤枝梅安
    2012年02月27日
    31人がナイス!しています
  • あまり有名な武将ではないけど、興味ある長野業政。武田信玄の上野侵略を撃退し続けた名将の後半生だけど、まあ良く動くな~。信州や越後に自ら赴いて真田幸隆、長尾影虎と面会したと思ったら武田の侵略軍と戦ってる あまり有名な武将ではないけど、興味ある長野業政。武田信玄の上野侵略を撃退し続けた名将の後半生だけど、まあ良く動くな~。信州や越後に自ら赴いて真田幸隆、長尾影虎と面会したと思ったら武田の侵略軍と戦ってる。読みやすく楽しめた。しかし魅了的な人物だけど300ページくらいでは物足りないかな~。 …続きを読む
    ホームズ
    2014年06月25日
    22人がナイス!しています
  • 久々の戦国もの。謙信をも動かし信玄が遂に勝てなかった「箕輪城主:長野業政」の晩年を描いた作品。火坂雅志らしい然程有名ではない武将を題材にしているが、300ページということもあってか物語に深みは無かったよ 久々の戦国もの。謙信をも動かし信玄が遂に勝てなかった「箕輪城主:長野業政」の晩年を描いた作品。火坂雅志らしい然程有名ではない武将を題材にしているが、300ページということもあってか物語に深みは無かったような…。「天地人」や「軍師の門」のような800ページ以上の作品でないと『読んだぁ~!』という気がしない。いい武将なんだけど、業政は。     はぁ、信長の野望やりたい… 謙信で…  …続きを読む
    あーる。
    2012年03月02日
    12人がナイス!しています

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