父・宮脇俊三への旅

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2010年02月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
208
ISBN:
9784043943388
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父・宮脇俊三への旅

  • 著者 宮脇 灯子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2010年02月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
208
ISBN:
9784043943388

娘がたどる「父・宮脇俊三」から「紀行作家・宮脇俊三」への旅――。

自分の父がふと「旅に出る」ことは、「会社に行く」のと同じようなものだった――。その死によって「紀行作家の父」に向き合った娘が、父として、紀行作家としての宮脇俊三をしなやかに綴るエッセイ。 自分の父がふと「旅に出る」ことは、「会社に行く」のと同じようなものだった――。その死によって「紀行作家の父」に向き合った娘が、父として、紀行作家としての宮脇俊三をしなやかに綴るエッセイ。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「父・宮脇俊三への旅」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 先日「最長片道切符の旅」取材ノートを読み、前書きを灯子さんが書かれていたので、電子版でこの文庫本を購入し、一気に読みました。 娘さんたちやご家族については、宮脇氏の鉄道紀行にも時折、出てきますので、そ 先日「最長片道切符の旅」取材ノートを読み、前書きを灯子さんが書かれていたので、電子版でこの文庫本を購入し、一気に読みました。 娘さんたちやご家族については、宮脇氏の鉄道紀行にも時折、出てきますので、そういう意味では長女の灯子さんから見た父親像、興味深かったですね。 8mmを撮影し、スーパーマリオブラザーズで遊んだり、でもやっぱり元敏腕編集者としての片鱗をみせる場面もあったりで。 晩年、やはり元敏腕編集者として、自らの文章が衰えてきているのも承知していて、それでアルコール依存症状態になっていたのでしょうか。 …続きを読む
    山口透析鉄
    2023年06月08日
    29人がナイス!しています
  • 鉄道紀行作家の在りし日の生活を娘が描くエッセイ。俊三氏が著作で言っていたとおり、父が一人で鉄道旅をすることが日常であった家族ということが再確認できる本だった。晩年、休筆宣言をし、大病を得てからの俊三氏 鉄道紀行作家の在りし日の生活を娘が描くエッセイ。俊三氏が著作で言っていたとおり、父が一人で鉄道旅をすることが日常であった家族ということが再確認できる本だった。晩年、休筆宣言をし、大病を得てからの俊三氏の様子を見ると、彼の著作から受けたイメージとは少し違うという、ある意味当たり前な感想を持った。灯子氏の文が、俊三氏の随筆の感じにかなり近い。父親を文筆家として尊敬していたんだろうと思う。そっぽを向いた娘(灯子さんだよね。七五三か)の手を引く俊三氏のカバー写真も良い。 …続きを読む
    saga
    2013年09月03日
    25人がナイス!しています
  • 宮脇さん長女灯子さんの父に関するエッセイ。幼少時代からの父との関わり、距離感が過不足なく語られる。父の編集者としての意見に反発もしたりしながら、文章の書き方を学んでいく。その結果このエッセイは父俊三に 宮脇さん長女灯子さんの父に関するエッセイ。幼少時代からの父との関わり、距離感が過不足なく語られる。父の編集者としての意見に反発もしたりしながら、文章の書き方を学んでいく。その結果このエッセイは父俊三に似て読み易く余韻のある文章となって結実している。晩年の俊三氏のアルコール依存症は抑えた筆致ながらかなり重症だったことが窺える。戒名の話や家族葬等宮脇さんが築いた家風が垣間見えた。あらためて俊三氏に合掌。お薦め …続きを読む
    ドナルド@灯れ松明の火
    2016年12月26日
    21人がナイス!しています

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