角川学芸ブックス 亀が鳴く国 日本の風土と詩歌

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2010年02月10日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
196
ISBN:
9784046212801

角川学芸ブックス 亀が鳴く国 日本の風土と詩歌

  • 著者 中西 進
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2010年02月10日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
196
ISBN:
9784046212801

風土は言葉を育み、詩は古来の魂を蘇生する。万葉学者が綴る日本の心の器。

万葉のうたびとから今日の詩歌俳人まで、時代を超えて愛唱され続ける詩歌作品と、それを育む風土の通奏低音を探る。アジアやヨーロッパ文化にも照らし合わせ、本当の日本人らしさを探る、国文学者の珠玉エッセイ。 万葉のうたびとから今日の詩歌俳人まで、時代を超えて愛唱され続ける詩歌作品と、それを育む風土の通奏低音を探る。アジアやヨーロッパ文化にも照らし合わせ、本当の日本人らしさを探る、国文学者の珠玉エッセイ。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「角川学芸ブックス 亀が鳴く国 日本の風土と詩歌」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • ☆☆☆「令和」記念で中西進さんの講演会が太宰府で開かれることになりました。中西進さんの講演会のために中西進さんの著作を何冊か読みましたが、コロナウイルス騒動で中止になってしまいました。中西進さん講演会は ☆☆☆「令和」記念で中西進さんの講演会が太宰府で開かれることになりました。中西進さんの講演会のために中西進さんの著作を何冊か読みましたが、コロナウイルス騒動で中止になってしまいました。中西進さん講演会は参加するつもりでしたから、残念です。 中西さんの年齢を考えると次の機会があるかどうか厳しいかもしれません。わたしは2012年3月に鳥栖で開かれた日本ペンクラブのイベントで中西進さんのお話は聴いています。 このときは浅田次郎さん、高樹のぶ子さん、新井満さんも話をされました。 …続きを読む
    あいくん
    2020年02月26日
    14人がナイス!しています
  • 題名からなんてことを仰る方かと思ったけれども、中身はとても真面目であって、興味深く読み進められた。様々な句が取り上げられているが、なるほど、そう解釈すれば良いのかと句を読む視点を与えられた。「虚に遊ぶ 題名からなんてことを仰る方かと思ったけれども、中身はとても真面目であって、興味深く読み進められた。様々な句が取り上げられているが、なるほど、そう解釈すれば良いのかと句を読む視点を与えられた。「虚に遊ぶ文芸こそが俳句」であると言う。俳句俳諧のもつ滑稽さはこの言葉にも表れているのだろう。桑原武夫氏による「第二芸術」は知らなかった。俳句の無名性を指摘しているそうだ。こちらも要確認。あと、枕詞についての考え方も面白かった。呪性をもつものが原型だという。また、枕詞がソシュールの連辞、範列とも関わるという。 …続きを読む
    てら
    2023年11月27日
    6人がナイス!しています
  • この度、英訳が出たということで読んだ本。 2010年に書かれている。亀が鳴く国については、「虚に遊ぶ文芸こそが俳句」 文学部の志願者が激減しているのは、専門家が難しくしているから 「枕詞とは、一種の神話体験 この度、英訳が出たということで読んだ本。 2010年に書かれている。亀が鳴く国については、「虚に遊ぶ文芸こそが俳句」 文学部の志願者が激減しているのは、専門家が難しくしているから 「枕詞とは、一種の神話体験」呪言性を強く認める 柿本人麻呂は、真珠の輝きを「玉かぎる」という内部から匂い出るような輝きを言う 万葉びとは、花は常に女とイコール …続きを読む
    れいまん
    2022年06月09日
    2人がナイス!しています

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