江戸・東京百景 広重と歩く 角川SSC新書

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2009年11月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
244
ISBN:
9784047315105
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江戸・東京百景 広重と歩く 角川SSC新書

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2009年11月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
244
ISBN:
9784047315105

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「江戸・東京百景 広重と歩く 角川SSC新書」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 火消しの際、火の見櫓に登ったであろう経験が功を奏し変わりゆく江戸の風景を俯瞰して描いた広重の愛惜の心情が感慨深い。カメラマンの著者は絵と同じ構図探しにかなりの苦労が伴ったようだが、歴史と地理解説も詳し 火消しの際、火の見櫓に登ったであろう経験が功を奏し変わりゆく江戸の風景を俯瞰して描いた広重の愛惜の心情が感慨深い。カメラマンの著者は絵と同じ構図探しにかなりの苦労が伴ったようだが、歴史と地理解説も詳しく江戸と東京を行ったり来たりを楽しめて有り難い限り。染物のさらし干し風景、霞が関の凧揚げ風景の再現、高輪の虹、旧吉原の夜の撮影他、季節・天候・情景・伝統行事に合わせた写真を撮るのに十年以上の歳月をかけたとのこと。高層ビルが乱立し江戸情緒がすっかり失われているようでもわずかに残る江戸の名残りを感じられた。 …続きを読む
    オリーブ
    2021年07月10日
    28人がナイス!しています
  • 読了。歌川広重の江戸の風景画とその場所の 現在の写真を対比させて解説している。当時 の逸話、文化出来事、或いは後世のゆかりの 文化人など情報満載である。著者曰く、時代 背景がわかってこそ、彼の絵の素晴らし 読了。歌川広重の江戸の風景画とその場所の 現在の写真を対比させて解説している。当時 の逸話、文化出来事、或いは後世のゆかりの 文化人など情報満載である。著者曰く、時代 背景がわかってこそ、彼の絵の素晴らしさが よりよく理解できる。また、川の描写は現代 ならばビルの上から写真が撮れるが、広重の 時代はそれ程高い建物がないのに現代の写真 と彼の絵がととてもよく一致するのは不思議 である。また、江戸城周辺と以西の地域の絵 には富士山が多いが、東東京の絵には筑波山 が含まれる絵が有る事気づいてとても嬉しかった。 …続きを読む
    ラッキー55
    2018年09月20日
    6人がナイス!しています
  • ちっちゃい本なんだけど、オールカラーなのはよし!広重の絵とつながる現代の写真。持って現地を歩けたら楽しそう。でもやっぱり現代って「風情」ってものが足りない気がする。 ちっちゃい本なんだけど、オールカラーなのはよし!広重の絵とつながる現代の写真。持って現地を歩けたら楽しそう。でもやっぱり現代って「風情」ってものが足りない気がする。
    にこにこ
    2016年04月17日
    3人がナイス!しています

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