• 特にドラマチックな盛り上がりもなく主人公の周辺の日常を淡々と描き続け、いつの間にか終わった、そんな作品でした。どこにそんなに引き寄せられるのか自分でもよくわからないけれども、何となく最後まで読まされ満 特にドラマチックな盛り上がりもなく主人公の周辺の日常を淡々と描き続け、いつの間にか終わった、そんな作品でした。どこにそんなに引き寄せられるのか自分でもよくわからないけれども、何となく最後まで読まされ満足してしまうという不思議な読後感、わかったことはやはり志村貴子さんは最高だということ。 …続きを読む
  ソラ

  2012年06月03日
  12人がナイス！しています
• 志村先生のダメ人間に対する全肯定感が好きだ。 志村先生のダメ人間に対する全肯定感が好きだ。
  jp

  2012年10月10日
  6人がナイス！しています
• 初読から約15年、今読むとこういうことでこれだけ悩めるのは思春期ならではだな、と大分俯瞰した想いで読めるものの、相変わらずそんな思春期の繊細な感情の縺れ合う描写には感嘆し、どこにも向かわないダメ人間の心 初読から約15年、今読むとこういうことでこれだけ悩めるのは思春期ならではだな、と大分俯瞰した想いで読めるものの、相変わらずそんな思春期の繊細な感情の縺れ合う描写には感嘆し、どこにも向かわないダメ人間の心理には深く共感する。そして、生きていていいんだよ、と言われた気になれる。さて話としては安達佑佳里がまた寄ってきたりするものの、千暁はナナコと結ばれ、高卒フリーターでテティベアを作ったりしつつ生きてます、以上。落とし所もない青春模様のぶつ切り描写の中で、唯一の収束点が彼ら二人の関係だったということで。 …続きを読む
  T.Y.

  2016年12月27日
  5人がナイス！しています

powered by