前巷説百物語

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2009年12月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
754
ISBN:
9784043620074
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前巷説百物語

  • 著者 京極 夏彦
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2009年12月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
754
ISBN:
9784043620074

これが百物語の始まりでございます……シリーズ最初の物語、遂に登場!

江戸末期。双六売りの又市は損料屋「ゑんま屋」にひょんな事から流れ着く。この店、表はれっきとした物貸業、だが「損を埋める」裏の仕事も請け負っていた。若き又市が江戸に仕掛ける、百物語はじまりの物語。 江戸末期。双六売りの又市は損料屋「ゑんま屋」にひょんな事から流れ着く。この店、表はれっきとした物貸業、だが「損を埋める」裏の仕事も請け負っていた。若き又市が江戸に仕掛ける、百物語はじまりの物語。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「前巷説百物語」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 2009/12/26 ジュンク堂三宮駅前店にて購入。2016/10/9〜10/247年ものの積読本。小股潜りの又市が、後の又市になるまでを描く。いやいや、こんな前身があったとは。最終話の「旧鼠」の仕掛けはすごい。最後のセリフ、 2009/12/26 ジュンク堂三宮駅前店にて購入。2016/10/9〜10/247年ものの積読本。小股潜りの又市が、後の又市になるまでを描く。いやいや、こんな前身があったとは。最終話の「旧鼠」の仕掛けはすごい。最後のセリフ、「御行奉為」は痺れるなあ。もう一度、続くシリーズを読み返したくなるけど、時間がないよなあ。 …続きを読む
    gonta19
    2016年10月24日
    97人がナイス!しています
  • 又市がまだ「御行したてまつれない」時の話です。今年読んだ小説の中で一番入り込めました。前作から続く百物語で語られる圧倒的な闇に対し、又市をはじめとする全ての登場人物の個性が相対する様は凄まじ過ぎます。 又市がまだ「御行したてまつれない」時の話です。今年読んだ小説の中で一番入り込めました。前作から続く百物語で語られる圧倒的な闇に対し、又市をはじめとする全ての登場人物の個性が相対する様は凄まじ過ぎます。ただただ圧倒的されます。。京極堂とは違ってこのシリーズは読後いつもなんだか哀しい気持ちになりますね。。 …続きを読む
    勇波
    2014年12月03日
    92人がナイス!しています
  • 百物語はここから始まったと言ってもいいでしょう。若かった頃の又市の物語。双六売りの又市から御行の又市へと変わっていくのはある意味運命だったのかもしれません。色々な意味において始まりが多く、だから現在に 百物語はここから始まったと言ってもいいでしょう。若かった頃の又市の物語。双六売りの又市から御行の又市へと変わっていくのはある意味運命だったのかもしれません。色々な意味において始まりが多く、だから現在に至ったのかと思われました。最初の物語なので、今までの登場人物は出てきません。妖怪の香りの前の人間の香りがまだ残る又市の活躍を楽しみました。 …続きを読む
    優希
    2019年04月25日
    85人がナイス!しています

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著者紹介

京極 夏彦(きょうごく・なつひこ)

1963年、北海道生まれ。小説家、意匠家、全日本妖怪推進委員会肝煎。94年、『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木賞、11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞を受賞。著書多数。

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