日本古典評釈・全注釈叢書 新古今和歌集全注釈 五

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2012年02月21日
判型:
A5判
商品形態:
単行本
ページ数:
416
ISBN:
9784046214959

日本古典評釈・全注釈叢書 新古今和歌集全注釈 五

  • 著者 久保田 淳
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2012年02月21日
判型:
A5判
商品形態:
単行本
ページ数:
416
ISBN:
9784046214959

『新古今和歌集』研究の最も詳細で基本的な研究書。三十年ぶりに刊行!

技巧を尽くした華麗な歌のすべてを読み解き、和歌文学のみならず日本文化を知るためにも役に立つ! 同時代の批評や享受史にも目を配っている。第五巻には、恋歌五・雑歌上・雑歌中を収録。 技巧を尽くした華麗な歌のすべてを読み解き、和歌文学のみならず日本文化を知るためにも役に立つ! 同時代の批評や享受史にも目を配っている。第五巻には、恋歌五・雑歌上・雑歌中を収録。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「日本古典評釈・全注釈叢書 新古今和歌集全注釈 五」感想・レビュー
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  • 恋と雑の歌であるが、あまり好きな歌はなかった。ただよみ人しらずの「玉水を手にむすびても心みんぬるくは石の中もたのまじ」などは、貫之の歌や伊勢物語の歌などが想起され、イメージとしても好みである。それにし 恋と雑の歌であるが、あまり好きな歌はなかった。ただよみ人しらずの「玉水を手にむすびても心みんぬるくは石の中もたのまじ」などは、貫之の歌や伊勢物語の歌などが想起され、イメージとしても好みである。それにしても、水がぬるい、それも玉水がというのはどういうことか。古典の世界としても、恋の歌としてもやはりこれは目を引く。上の句から下の句へのつながりもそうだ。雑の歌に関しては、思ったよりも季節の歌や恋の歌のようなものが多く、古今集とは少し中身が変わっているように感じたが、この間に何があったのか歴史的変化も気になった。 …続きを読む
    山がち
    2014年01月23日
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