エンディングノート

エンディングノート

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2009年08月27日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
224
ISBN:
9784048739764

エンディングノート

  • 著者 桂 美人
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2009年08月27日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
224
ISBN:
9784048739764

あなたは大切な人に自分の本当の気持ちを伝えていますか?

脚本家の卵の良子が知った「エンディングノート」という存在。それは、死ぬ前に自分の気持ちを伝えたいノートだった。それをきっかけに良子の人生は目まぐるし変わっていく。新進作家が織りなす新たな小説のかたち。 脚本家の卵の良子が知った「エンディングノート」という存在。それは、死ぬ前に自分の気持ちを伝えたいノートだった。それをきっかけに良子の人生は目まぐるし変わっていく。新進作家が織りなす新たな小説のかたち。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「エンディングノート」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 大学時代付き合った人からの依頼で、エンディングノートを扱う仕事を携わることになり、父と娘の無関心を貫いた関係からの、父の突然死によるエンディングノート。大切な人が亡くなってから、人はその人の思いに気づ 大学時代付き合った人からの依頼で、エンディングノートを扱う仕事を携わることになり、父と娘の無関心を貫いた関係からの、父の突然死によるエンディングノート。大切な人が亡くなってから、人はその人の思いに気づく。その人の思いだけでなく、自分の本当の心を知る。いつまでも両親は元気ではないからこそ、大切にしていかなくてはならない。また自分だけの家族を持ってこそ人は生きていける心に響きます。特別な存在、触れると心地よくなる気持ちが先にあって形ができる。収まるところで収まるのを待つしかない。一番嫌いな自分しか見せれない …続きを読む
    くみくみ
    2018年09月15日
    46人がナイス!しています
  • 我が家には未記入のままのエンディングノートが3冊もあります。いざとなると書くのが難しく、今ひとつ理解していなかったと読後に気付きました。遺された人へのメッセージ、まさに遺言となるもの。心が通いあえない 我が家には未記入のままのエンディングノートが3冊もあります。いざとなると書くのが難しく、今ひとつ理解していなかったと読後に気付きました。遺された人へのメッセージ、まさに遺言となるもの。心が通いあえないと幼い頃から傷ついていた父が急死し、遺されたエンディングノートを読んで父の気持ちを知る。水嶋も、愛されなかった父の死後、父の許しの言葉に出会う。良子の頑なな心が少しずつほぐされていく。洋介が、「荒れたオババの手を素敵だと心から思った」・・・なんて素敵な孫なのだ。良子が「オバステ」を書いた強い思いに涙。 …続きを読む
    ぶんこ
    2016年12月22日
    44人がナイス!しています
  • 「(エンディングノートとは)あの世とこの世をつなぐ舞台、人生の脚本」脚本家神尾良子は大学時代の後輩水嶋から「エンディングノート講座」の講師をしてほしいと依頼され気乗りしないまま講義するのだが‥‥。高評価 「(エンディングノートとは)あの世とこの世をつなぐ舞台、人生の脚本」脚本家神尾良子は大学時代の後輩水嶋から「エンディングノート講座」の講師をしてほしいと依頼され気乗りしないまま講義するのだが‥‥。高評価を得た良子のデビュー作品と現実の時間が交互に織り込まれ、タイトルから勝手にほのぼのしたストーリーだと思い込んでいたのだが(横溝正史ミステリ大賞受賞作家なのに失礼しました)、家族、恋愛、結婚、仕事とスリリングな展開の連続で読み応えは期待以上、随所にある伏線を確認するため読了後即読み返した。 …続きを読む
    はくもくれん
    2024年08月17日
    27人がナイス!しています

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