- 著者 赤川 次郎
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2009年12月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 288
- ISBN:
- 9784043870158
鼠、江戸を疾る
- 著者 赤川 次郎
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2009年12月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 288
- ISBN:
- 9784043870158
町人の味方、「鼠小僧次郎吉」参上!
江戸の町で噂の盗賊、「鼠」。その正体は、「甘酒屋次郎吉」として知られる遊び人。妹で小太刀の達人・小袖とともに、次郎吉は江戸の町の様々な事件を解決する。江戸庶民の心模様を細やかに描いた時代小説。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
次郎吉(じろきち)
「表」の顔は、<甘酒屋次郎吉>と呼ばれる遊び人。しかしその「裏」の顔は、江戸で評判の<鼠>。いなせで気っ風のいい江戸っ子気質で、庶民の窮状を見過ごすことができない。
小袖(こそで)
次郎吉の妹。兄思いのしっかり者で、気立てのいい娘だが、実は小太刀の達人でもある。<鼠>である兄を助け、事件解決に一役買うこともしばしば。男勝りな性格。
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「鼠、江戸を疾る」感想・レビュー
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鮮やかな手口で盗みを働く怪盗鼠小僧次郎吉が、江戸の町での理不尽な殺生を見過ごせず様々な事件に関わっていく痛快勧善懲悪ストーリー。辻斬り、敵討ち、直訴など、物騒な血生臭さがついて回る事件に、妹の小袖とと …続きを読む2016年04月09日136人がナイス!しています
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読みともさんがこの「鼠」シリーズを読まれていたのでまずは1巻から。本書は江戸時代後期の盗賊である鼠小僧次郎吉の活躍を赤川次郎さんの切り口で描かれた6つの短編集。江戸の庶民の日々の暮らしや人情にも触れな …続きを読む2022年01月10日57人がナイス!しています
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二十数年ぶりに読む赤川次郎さん。久しぶりに読む赤川さんは、時代モノ。ドラマは見なかったんだけど。さすが赤川さん。鼠小僧の次郎吉とその妹の小袖が活躍していて、テンポよく読むことができる。章も短くサクサク …続きを読む2014年01月08日54人がナイス!しています
著者紹介
赤川 次郎(あかがわ・じろう)
一九四八年、福岡県生まれ。七六年、「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。作品が映画・ドラマ化されるなど、続々とベストセラーを刊行。「三毛猫ホームズ」シリーズ、「鼠」シリーズ他、『セーラー服と機関銃』『ふたり』など著書多数。二〇〇六年、第9回日本ミステリー文学大賞、一六年『東京零年』で第50回吉川英治文学賞を受賞。