御堂関白記 藤原道長の日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2009年06月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
466
ISBN:
9784044072070
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御堂関白記 藤原道長の日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

  • 著者 藤原 道長
  • 編者 繁田 信一
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2009年06月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
466
ISBN:
9784044072070

光源氏のモデルで最高権力者・藤原道長はいったい何を日記に書いていたか!

王朝時代の事実上の最高権力者であり、光源氏のモデルとされる藤原道長は、どんな毎日を過ごしていたのだろうか。抵抗勢力のために機能不全となる朝廷、ごますり上手な武家の棟梁、道長政権の庇護者、漢詩文の隆盛、2人の妻、親王誕生、金峰山参詣、息子の出家――。本書は、道長の日記『御堂関白記』をわかりやすい現代語訳で読みこなす。道長のすがおを通して、千年前の日々が時空を超えて甦る。 王朝時代の事実上の最高権力者であり、光源氏のモデルとされる藤原道長は、どんな毎日を過ごしていたのだろうか。抵抗勢力のために機能不全となる朝廷、ごますり上手な武家の棟梁、道長政権の庇護者、漢詩文の隆盛、2人の妻、親王誕生、金峰山参詣、息子の出家――。本書は、道長の日記『御堂関白記』をわかりやすい現代語訳で読みこなす。道長のすがおを通して、千年前の日々が時空を超えて甦る。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

目次

はじめに

長徳四年戊戌(九九八) 左大臣藤原道長三十三歳
長保元年己亥(九九九) 左大臣藤原道長三十四歳
長保二年庚子(一〇〇〇) 左大臣藤原道長三十五歳
寛弘元年甲辰(一〇〇四) 左大臣藤原道長三十九歳
寛弘二年乙巳(一〇〇五) 左大臣藤原道長四十歳
寛弘四年丁未(一〇〇七) 左大臣藤原道長四十二歳
寛弘五年戊申(一〇〇八) 左大臣藤原道長四十三歳
寛弘六年己酉(一〇〇九) 左大臣藤原道長四十四歳
寛弘七年庚戌(一〇一〇) 左大臣藤原道長四十五歳
寛弘八年辛亥(一〇一一) 左大臣藤原道長四十六歳
長和元年壬子(一〇一二) 左大臣藤原道長四十七歳
寛仁二年戊午(一〇一八) 太政大臣藤原道長五十三歳
寛仁三年己未(一〇一九) 僧行覚五十四歳
寛仁四年庚申(一〇二〇) 僧行覚五十五歳

付録
コラム

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「御堂関白記 藤原道長の日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 世界最古の一国の最高権力者の直筆日記として、国宝であると同時にユネスコ「世界の記憶」にも選出されている『御堂関白記』の現代語訳である。各項目は現代語訳、読み下し文、白文という形で並んでおり、現代語訳は 世界最古の一国の最高権力者の直筆日記として、国宝であると同時にユネスコ「世界の記憶」にも選出されている『御堂関白記』の現代語訳である。各項目は現代語訳、読み下し文、白文という形で並んでおり、現代語訳はとてもわかりやすくなっている。角川文庫は編集方針として、和様漢文には読点を付ける事になっていると、倉本一宏先生がいずこかで述べられており、実際に先生の『小右記』では、全てそうなっている。が、この本では藤原道長の教養の無さから、和様漢文とは言えない漢字の羅列となっている。読点が無いのだ。 …続きを読む
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  • 道長の日記(の解説)を読む限り学問や詩には明るくなかったようで、文章の間違いが指摘されていて面白い。毎日忙しなく動いてる様子や政敵に嫌がらせをしている様子が伺えて、当時の宮廷内の様子を想像(妄想!)しな 道長の日記(の解説)を読む限り学問や詩には明るくなかったようで、文章の間違いが指摘されていて面白い。毎日忙しなく動いてる様子や政敵に嫌がらせをしている様子が伺えて、当時の宮廷内の様子を想像(妄想!)しながら読むと楽しさ倍増。文学作品を読むよりも、貴族の日記を読んでその時代に思いを馳せる方が面白いかもしれない、と思いながら読了。 …続きを読む
    しゅてふぁん
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  • 道長自筆の部分が少なからず含まれている『御堂関白記』。そんな貴重なものなのに『何やらおかしな漢文』と解説(当時の男性の日記は全て漢文)されていておもしろかった。どうやら道長は漢字や漢文が苦手だったらしい 道長自筆の部分が少なからず含まれている『御堂関白記』。そんな貴重なものなのに『何やらおかしな漢文』と解説(当時の男性の日記は全て漢文)されていておもしろかった。どうやら道長は漢字や漢文が苦手だったらしい(笑)訳文、読み下し文、寸評、原文(白文)の順で書かれていて(当たり前だけど)原文はただ漢字が羅列されているだけで、難しいを通り越してちょっと笑えた。男性の日記は息子や孫に残す政治的な記録だけあって、女性が書き残したものとは随分と違うなぁ。私は女性が書いたものの方が面白くて好きだな。 …続きを読む
    しゅてふぁん
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