- 著者 辺見 庸
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2009年06月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 240
- ISBN:
- 9784043417100
自分自身への審問
- 著者 辺見 庸
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2009年06月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 240
- ISBN:
- 9784043417100
「永遠の不服従」を有言実行し続ける作家・辺見庸、魂のことば!
「新たな生のための遺書」。04年に脳出血、05年に大腸癌と、ある日突然二重の災厄に見舞われた著者が、入院中に死に身で書きぬいた生と死、国家と戦争、現世への異議、そして自分への「有罪宣告」!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「自分自身への審問」感想・レビュー
-
【図書館】永らく読んできた者としての読む行為は、自らの中にある何からしらの渇きを何とか潤したいのは事実だが、本書との邂逅はその渇きがよりさらに如実に現れてきたようでもあり、少しの水滴で喉の渇きが潤わさ …続きを読む2014年11月17日50人がナイス!しています
-
凄い著書だ。辺見庸さんが脳出血で倒れ入院。リハビリ中に結腸癌も発見され手術を受けるという二重の苦難。その時に書いたまさしく「自分自身への審問」。癌手術前後さえも痛みに耐え後遺症の残る思考と、右手を精一 …続きを読む2016年02月03日41人がナイス!しています
-
実家の古本。脳出血後の麻痺が残るなか書かれたエッセイで、倒れた前後での自身の内面の変化や記憶など。『自分自身への審問』の部分は、文字通りの自問自答。この著者の本を初めて読むのにはこれじゃない方がよかっ …続きを読む2019年07月04日7人がナイス!しています