罪と罰 上

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2008年11月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
512
ISBN:
9784042087175
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罪と罰 上

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2008年11月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
512
ISBN:
9784042087175

人間存在の意味を問う、世界最高峰の文学!

その年、ペテルブルグの夏は暑かった。大学を辞め、ぎりぎりの貧乏暮らしを送る青年ラスコーリニコフに、郷里の家族の期待が重くのしかかる。この境遇から脱出しようと、彼はある計画を決行するが……。 その年、ペテルブルグの夏は暑かった。大学を辞め、ぎりぎりの貧乏暮らしを送る青年ラスコーリニコフに、郷里の家族の期待が重くのしかかる。この境遇から脱出しようと、彼はある計画を決行するが……。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「罪と罰 上」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 19世紀ロシアを代表する巨匠の五大長編の一角にして不朽の名作、一体どんな難関が…と若干構えるも、そんな心配は杞憂だと早々に気付く。いとわしい憂鬱なペテルブルグの街。美しい黒目に栗色の毛をした美男子である 19世紀ロシアを代表する巨匠の五大長編の一角にして不朽の名作、一体どんな難関が…と若干構えるも、そんな心配は杞憂だと早々に気付く。いとわしい憂鬱なペテルブルグの街。美しい黒目に栗色の毛をした美男子である主人公ラスコーリニコフが抱えているのは、最早計画とも云える程に考え慣れてしまった醜悪な空想。一見陰鬱な文学作品に思えるが、見る者の多くが酔っぱらいだと判じる程大きな声で独り言をつぶやきながら歩く残念かつ危険な香り漂うラスコに始まり、捲れども捲れどもほぼどうかしている人しか登場しないキャラ渋滞。(⇒) …続きを読む
    吉田あや
    2021年05月02日
    84人がナイス!しています
  • 19世紀、酷暑のペテルブルグの片隅で、多額の債務を抱え、戸棚のような小部屋で鬱々と暮らす、頭脳明晰な元学生ラスコーリニコフ(主人公)。ある夕暮れ時、「非凡人は凡人の法律や道徳を踏み越えてもいい」という独 19世紀、酷暑のペテルブルグの片隅で、多額の債務を抱え、戸棚のような小部屋で鬱々と暮らす、頭脳明晰な元学生ラスコーリニコフ(主人公)。ある夕暮れ時、「非凡人は凡人の法律や道徳を踏み越えてもいい」という独りよがりの理論で、高利貸しの老婆を斧で殺害、ただ、偶然来合わせたその妹まで札がしてしまう。そのことが主人公の心に重く圧し掛かる。…上巻では、老婆殺害を決意するまでの主人公の心の揺れ動き、老婆殺害場面がリアルに描かれる。暗く鬱々とした主人公の圧迫感や鼓動を窺い知ることができた。 …続きを読む
    Gotoran
    2020年07月11日
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  • 『罪と罰を読まない』を読んだら俄然やる気が出て再挑戦。何しろ憶えにくい、故に挫折につながる長い人物名を、ラスコ、マメ父、修造、と『罪と罰を~』のみなさんがつけたあだ名を採用し、時に数頁にわたる長台詞で 『罪と罰を読まない』を読んだら俄然やる気が出て再挑戦。何しろ憶えにくい、故に挫折につながる長い人物名を、ラスコ、マメ父、修造、と『罪と罰を~』のみなさんがつけたあだ名を採用し、時に数頁にわたる長台詞で「この人誰だっけ?何を長々と語っているんだったっけ?」と見失いそうになっても深刻にならずとにかく前進して何とか読了。一カ月くらいかかってしまったけど、しをんさんが主人公を「イケメンだけどしょうもない奴」扱いしていたことが頭から離れず、悲劇というより喜劇を読んでいるように楽しく読みました。この調子で下巻へ! …続きを読む
    Shinobi Nao
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