【OD】文学とは何か

【OD】文学とは何か

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2008年08月21日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
200
ISBN:
9784046220011

【OD】文学とは何か

  • 著者 加藤 周一
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2008年08月21日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
200
ISBN:
9784046220011

卓越した西欧的視点からの日本文化論

ものの真諦を見とどけるには、離れて観望し、比較して見る、という仕方もある。本書では、無類の西欧的教養に支えられた比較文明論的視点から、文学に限らず、日本的なるもののさまざまを明晰に語る。

〈目次〉
文学とは何か
文学とは何であるか
一客観的な方法
文学と非文字 文芸学の根拠 時代と史家による評価のちがい
二作家の体験
文学とは作家の体験を語るもの 科学的体験 文学的体験 体験の文学的価値 文学と人生
三言葉による表現
文学的表現の素材 言葉の意味と響き 詩と散文のちがい 言葉の意味と散文の世界
四文学の前提
特殊と普遍 世界と人間 美とは何か、人間とか何か
何が美しいかということ
一美の感じ方のちがい
人と時と場所によるちがい 美の発見者 不易な美 美学と美術史
二日本的な美しさ
東京と京都 日本の庭 自然調和 幾何学的構造 時間的な要素 季節の変化 西洋の庭 閉ざされた世界 庭と建物 象徴主義 視線の方向
三現代風俗ブギウギについて 自由な精神 何が美しいかということ
何が人間的であるかということ
一人間的ということ
引揚者について 人情と人間的 人情と友愛
二文化と文明
文化とは何か 文明とは何か
三人間の自由
医者と看護婦 「人間として未完成な人たち」 人間の自由について
詩について
一純粋詩について
辞書にはどう規定しているか 詩と散文とのちがい 純粋詩 象徴主義 詩をめぐるドガとマラルメの問答
二日本の純粋詩
短詩型文学 藤原定家の自覚 新古今以後 言葉の秩序の獲得 物語の世界 人生の表現
三中世の詩精神
言葉の抵抗 詩人の態度 時代を越えるもの
散文について
一西洋文学の文体
散文とは何か 個性と文体 北欧的散文 ラテン的散文の二要素 フロベールの文体
二日本の散文
明治以前の文体 日本語の構造 西洋の影響 近代作家の文体
……(以下略)……
ものの真諦を見とどけるには、離れて観望し、比較して見る、という仕方もある。本書では、無類の西欧的教養に支えられた比較文明論的視点から、文学に限らず、日本的なるもののさまざまを明晰に語る。

〈目次〉
文学とは何か
文学とは何であるか
一客観的な方法
文学と非文字 文芸学の根拠 時代と史家による評価のちがい
二作家の体験
文学とは作家の体験を語るもの 科学的体験 文学的体験 体験の文学的価値 文学と人生
三言葉による表現
文学的表現の素材 言葉の意味と響き 詩と散文のちがい 言葉の意味と散文の世界
四文学の前提
特殊と普遍 世界と人間 美とは何か、人間とか何か
何が美しいかということ
一美の感じ方のちがい
人と時と場所によるちがい 美の発見者 不易な美 美学と美術史
二日本的な美しさ
東京と京都 日本の庭 自然調和 幾何学的構造 時間的な要素 季節の変化 西洋の庭 閉ざされた世界 庭と建物 象徴主義 視線の方向
三現代風俗ブギウギについて 自由な精神 何が美しいかということ
何が人間的であるかということ
一人間的ということ
引揚者について 人情と人間的 人情と友愛
二文化と文明
文化とは何か 文明とは何か
三人間の自由
医者と看護婦 「人間として未完成な人たち」 人間の自由について
詩について
一純粋詩について
辞書にはどう規定しているか 詩と散文とのちがい 純粋詩 象徴主義 詩をめぐるドガとマラルメの問答
二日本の純粋詩
短詩型文学 藤原定家の自覚 新古今以後 言葉の秩序の獲得 物語の世界 人生の表現
三中世の詩精神
言葉の抵抗 詩人の態度 時代を越えるもの
散文について
一西洋文学の文体
散文とは何か 個性と文体 北欧的散文 ラテン的散文の二要素 フロベールの文体
二日本の散文
明治以前の文体 日本語の構造 西洋の影響 近代作家の文体
……(以下略)……

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

文学とは何か
文学とは何であるか
一客観的な方法
文学と非文字 文芸学の根拠 時代と史家による評価のちがい
二作家の体験
文学とは作家の体験を語るもの 科学的体験 文学的体験 体験の文学的価値 文学と人生
三言葉による表現
文学的表現の素材 言葉の意味と響き 詩と散文のちがい 言葉の意味と散文の世界
四文学の前提
特殊と普遍 世界と人間 美とは何か、人間とか何か
何が美しいかということ
一美の感じ方のちがい
人と時と場所によるちがい 美の発見者 不易な美 美学と美術史
二日本的な美しさ
東京と京都 日本の庭 自然調和 幾何学的構造 時間的な要素 季節の変化 西洋の庭 閉ざされた世界 庭と建物 象徴主義 視線の方向
三現代風俗ブギウギについて 自由な精神 何が美しいかということ
……(中略)……
散文について
一西洋文学の文体
散文とは何か 個性と文体 北欧的散文 ラテン的散文の二要素 フロベールの文体
二日本の散文
明治以前の文体 日本語の構造 西洋の影響 近代作家の文体
小説家の意識について
一日本文学の言海について
近代社会と文学 人間の孤独 フロベールとリルケ
二広場の意識と孤独の意識
ロマン派の孤独 近代的自我の解放 日本の場合 日本記憶と家族生活
三文学における社会的意識
社会的意識 市民社会の危機 小説の技術
四歴史的後進性と文学
文化伝統と後進性 日本近代文学の社会逃避 漱石と鑑三 近代文学の可能性
文学とは何であったか
一いかに文学史はあるべきか
文学史の方法 日本文学史の特殊性 近代文学史のありかた 近代文学の基礎
二西洋の近代文学
ギリシア古典劇─神と英雄 フランス古典劇─人間と人間 近代文学の展開 文学の散文化 文学の告白化 スタンダールとバルザック 市民の文学 近代思想の批判者
三日本の近代文学
日本近代文学の不幸 私小説の成立 鴎外の限界 漱石と西洋
文学の概念についての仮説
──言語と文学についての論」についての論──

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