• 日常の不思議、怪談、謎解きといったミステリー的な趣向。歴史を背景にした陰謀は時代劇ながらの醍醐味。愛しあう男女がなかなか一緒になれない現代的ラブストーリー。といった具合に面白さの要素を多方面から固めて 日常の不思議、怪談、謎解きといったミステリー的な趣向。歴史を背景にした陰謀は時代劇ながらの醍醐味。愛しあう男女がなかなか一緒になれない現代的ラブストーリー。といった具合に面白さの要素を多方面から固めてあってよく出来ている。これで文章が濃いわけでもなく、あっさりさっぱり軽ーく読ませるバランスが非常に良いかと思います。ドラマ版ではオミットされたユーモアが効いてとても楽しい。かといってドラマが悪いという意味ではなく、あちらはあちらで凝縮のさせ方が上手かったように思います。 …続きを読む
  海猫

  2015年07月04日
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• 静山にのっけから「国を開く」とか言われちゃってビビる彦馬。そんな感じで幕府から見れば真っ黒な静山と関わることになった彦馬。手習いの先生になってどういうわけか探偵ごっこをすることになったりして妻探しは捗 静山にのっけから「国を開く」とか言われちゃってビビる彦馬。そんな感じで幕府から見れば真っ黒な静山と関わることになった彦馬。手習いの先生になってどういうわけか探偵ごっこをすることになったりして妻探しは捗らない。で、その静江は飯炊きに化けて静山の屋敷に潜入してるとか（笑）。もうね、お約束だらけでよござんす。で、巻末大ピーンチ！ってところで３巻へ（笑）あざとい（笑） …続きを読む
  Koning

  2016年07月09日
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• シリーズ２作目。前作と引き続き寺子屋の合間を縫っては織江を探す彦馬。お互いを案じつつ自身の仕事に精を出すのは前作と変わらずだが、今回は織江のくノ一としての任務の関係で開国を企てている静山の所へもぐりこ シリーズ２作目。前作と引き続き寺子屋の合間を縫っては織江を探す彦馬。お互いを案じつつ自身の仕事に精を出すのは前作と変わらずだが、今回は織江のくノ一としての任務の関係で開国を企てている静山の所へもぐりこむ事に成功し、彦馬とニアミスするも肝心の彦馬が気付かないという何とも言えない展開。明晰な頭脳を持ちつつも、凡庸な所も垣間見える彦馬のキャラが不思議で面白い。本作ではまだ彦馬と織江が会う段階にはないようだが、ラストで織江に危機が迫っているところで終わり。次作にも期待したい。 …続きを読む
  しょう

  2022年12月23日
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