- 著者 小林 多喜二
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2008年08月23日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 306
- ISBN:
- 9784041068021
蟹工船・党生活者
- 著者 小林 多喜二
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2008年08月23日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 306
- ISBN:
- 9784041068021
20世紀のプロレタリア文学が、21世紀のワーキングプアの文学として蘇る
ソ連領海を侵して蟹を捕り、船内で缶詰作業も行う蟹工船では、貧困層出身の人々が過酷な労働に従事している。非人間的な扱いに耐えかね、労働者たちは立ち上がったが……解説が詳しく読みやすい新装改版!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「蟹工船・党生活者」感想・レビュー
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表題作は岩波文庫版で既読、「党生活者」のみ課題で読む。まさに多喜二の晩年の活動そのものと思われる描写。いつ拘束されるかわからない中、危険を冒してまで一念を貫こうとした様子が克明に書かれている。労働者の …続きを読む2017年02月22日70人がナイス!しています
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読んだことなくても多くの人がなんとなく内容を知っている作品ですね。劣悪な労働環境と反帝国主義。この本は、数ある「蟹工船」の中でもかなり読みやすいと聞いています。2013年07月22日37人がナイス!しています
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この「蟹工船」は、極めて男性的な小説です。北洋の蟹工船で過酷な労働にたずさわる人々を、リアルに描いています。小林多喜二は、元銀行員でしたが、他に書いた小説が元で、銀行を解雇され、東京に出ます。そして、 …続きを読む1970年01月01日31人がナイス!しています