- 著者 神崎 宣武
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2009年11月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 256
- ISBN:
- 9784044064143
「旬」の日本文化
- 著者 神崎 宣武
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2009年11月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 256
- ISBN:
- 9784044064143
フキノトウや端午の節句に感じる季節感。「旬」が伝える日本の文化を知る。
俳句に季語があるように、季節の移ろいに敏感な日本人。かつての日本には、春夏秋冬の四季のほかに、夏の土用を含めて季節の変わり目としての4つの土用があり、「旬」という豊かな季節感をはぐくんできた。今もフキノトウや花見に春、初鰹や端午の節供に初夏、虫の音や新米に秋、餅つきや冬至に冬を感じるのはなぜか。現代人が忘れてしまった文化としての「旬」、まつりや行事に映る多様な「旬」の文化を民俗学的に読み解く。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
はじめに
1 春
鏡餅と雑煮
餅なし正月
小正月
鏡開き
出初
旧正月
フキノトウ
鱈飯
雛まつり
白酒
ヨモギ
ワラビ
春分と彼岸
ぼた餅
春霞
潮干狩
花まつり
花見
春の土用と田ごしらえ
2 夏
端午の節供とショウブ
ちまき
初鰹
田植え
梅雨
桜餅
梅干し
夏越の祓い
山開き
海水浴
幽霊と妖怪
花火
中元
盆と生見玉
盆踊り
暑中見舞
夏の土用とウナギ
3 秋
虫聞き
月見
秋の彼岸
重陽の節供
菊見と人形
行楽の秋
運動会
新米と掛穂
マツタケとシイタケ
秋まつりと神饌
まつりの幟
相撲
秋なす
クリ
秋の土用と初霜
4 冬
亥の子
寒仕込みの酒
夜神楽
山の神まつり
酉の市と戎まつり
干し柿
漬けもの
冬至
風邪封じ
歳暮
煤払い
餅搗き
そば
除夜
冬の土用─節分と寒中見舞
主要参考文献
あとがき
初出一覧
1 春
鏡餅と雑煮
餅なし正月
小正月
鏡開き
出初
旧正月
フキノトウ
鱈飯
雛まつり
白酒
ヨモギ
ワラビ
春分と彼岸
ぼた餅
春霞
潮干狩
花まつり
花見
春の土用と田ごしらえ
2 夏
端午の節供とショウブ
ちまき
初鰹
田植え
梅雨
桜餅
梅干し
夏越の祓い
山開き
海水浴
幽霊と妖怪
花火
中元
盆と生見玉
盆踊り
暑中見舞
夏の土用とウナギ
3 秋
虫聞き
月見
秋の彼岸
重陽の節供
菊見と人形
行楽の秋
運動会
新米と掛穂
マツタケとシイタケ
秋まつりと神饌
まつりの幟
相撲
秋なす
クリ
秋の土用と初霜
4 冬
亥の子
寒仕込みの酒
夜神楽
山の神まつり
酉の市と戎まつり
干し柿
漬けもの
冬至
風邪封じ
歳暮
煤払い
餅搗き
そば
除夜
冬の土用─節分と寒中見舞
主要参考文献
あとがき
初出一覧
「「旬」の日本文化」感想・レビュー
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四季の移り変わるの中で生活して、自然の神と共に生きていきている事を再認します。 昔からの町の行事が 盆踊り、鏡餅、 除夜とか始まりの意味が判り考えては参加してみます。2010年12月15日2人がナイス!しています
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砂糖が普通に使えるようになったのも台湾を統治していた100年ぐらい前から、それ以前は餡子を使った菓子は貴重なものだったんですね。鳥や虫の声を賞でる機会って田舎に行くと良さが分かるのですが都会生活してると …続きを読む2019年06月07日1人がナイス!しています