- 著者 池田 澄子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2008年08月28日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 268
- ISBN:
- 9784046211972
あさがや草紙
- 著者 池田 澄子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2008年08月28日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 268
- ISBN:
- 9784046211972
独自の感性で世界を詠う注目の俳人、初のエッセイ集。
軽みの中に人間味のある温かさと、時に風刺の効いた口語文体で独自の俳句世界を開拓している著者初めての俳句エッセイ集。父や師の三橋敏雄のこと、詩や文学、好きな季節や植物など、澄子俳句の源流が垣間見える。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「あさがや草紙」感想・レビュー
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句集『たましいの話』と並行して読んだエッセイ。従軍医師だった父を戦病死で失う。遺骨は戻らず、遺品の中には「防空壕のなかで~心が一つの元素のようになって唯空間に浮いていると言った感じ~」と書き付けた葉書 …続きを読む2016年09月12日50人がナイス!しています
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父を戦争でなくした多くの遺児たちの思いが込められていると思った。戦争は戦死者を出すだけでなく、周囲の人たちの運命を変えてしまう。 体から沸き起こるような俳句を作る著者の強さと悲しさを思った。2022年05月13日3人がナイス!しています
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二人の父親、師三橋敏雄の寵愛を受けた俳人。作句を始めた当初に「あなたにしか詠めないものを詠みなさい。」と言われ続けたことが今のオリジナリティを確率したんだなぁ。オリジナリティ大事。2021年04月19日2人がナイス!しています