「特攻」と遺族の戦後

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2008年06月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784044058029
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「特攻」と遺族の戦後

  • 著者 宮本 雅史
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2008年06月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784044058029

戦争の真実を知る、ノンフィクション!

大東亜戦争末期の昭和19年10月から20年8月にかけて、鹿児島県の知覧や万世などの基地から連日、特攻機が飛び立った。特攻隊員の多くは17歳から20代後半の若者達だ。愛する妻子を残して征った青年、新聞で初めて息子の死を知った父、散華した婚約者を思い続けることで戦後を生き抜いた女性、宿命を背負い真実を伝え続ける元隊員……。それぞれの人生を真摯に追い、隊員や遺族の思いを語り継ぐ。
解説・神坂次郎
大東亜戦争末期の昭和19年10月から20年8月にかけて、鹿児島県の知覧や万世などの基地から連日、特攻機が飛び立った。特攻隊員の多くは17歳から20代後半の若者達だ。愛する妻子を残して征った青年、新聞で初めて息子の死を知った父、散華した婚約者を思い続けることで戦後を生き抜いた女性、宿命を背負い真実を伝え続ける元隊員……。それぞれの人生を真摯に追い、隊員や遺族の思いを語り継ぐ。
解説・神坂次郎

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

 はじめに
第一章 後をしっかり頼む──妻と娘
第二章 新聞で知った散華──父と母、そして弟たち
第三章 君ありて我れ幸せなりし──婚約者
第四章 笑顔で征った少年──父と母、そして兄
第五章 特攻隊が残したもの
 あとがき

 主要参考文献

「「特攻」と遺族の戦後」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • この作品を読んで感じるのは、日本人の持つ節操の無さ。もしくは流されやすい国民性か。国難で、悲しくも生還を期さない「特攻」という戦法を選択せざるを得なかった日本。家族のため、故郷のため、国家のため、多く この作品を読んで感じるのは、日本人の持つ節操の無さ。もしくは流されやすい国民性か。国難で、悲しくも生還を期さない「特攻」という戦法を選択せざるを得なかった日本。家族のため、故郷のため、国家のため、多くの方々が散華された。マスコミや世論は敬意を表した。国難にあたり殉じた方に当然である。しかし、敗戦後にアメリカの洗脳で世論は一変。「特攻は犬死」と発言する者もいた。最近は自身の歴史観を持つ方が増えている。私は素朴に国難に殉じた方々は国が顕彰するのが当然と考える。それが国の為に散華された方々への最低の礼儀である。 …続きを読む
    yoshida
    2018年08月06日
    127人がナイス!しています
  • すごく読みやすかったです。特攻で散っていった隊員たちの家族への思い、恋人への思い、両親への思いなどが章立てあるのがよかったです。それぞれの隊員のエピソードもあり、特攻隊員をより身近に感じられました。ま すごく読みやすかったです。特攻で散っていった隊員たちの家族への思い、恋人への思い、両親への思いなどが章立てあるのがよかったです。それぞれの隊員のエピソードもあり、特攻隊員をより身近に感じられました。また、残された家族のことも知れて、よかったです。特攻作戦を犬死にとか、テロ行為という人がいますが、そんな人たちにこそ、この本を読んでもらいたい。特攻隊について興味をもった人におすすめです。 …続きを読む
    かおりんご
    2013年12月22日
    19人がナイス!しています
  • 読んでいるときに粛然とした気分になりました。すべてにおいて哀しさとやるせなさを感じる部分があります。また戦争を挟んで真逆の空気にのせられる節操に欠ける行動は日本人の民族性なのかなと思いました。 読んでいるときに粛然とした気分になりました。すべてにおいて哀しさとやるせなさを感じる部分があります。また戦争を挟んで真逆の空気にのせられる節操に欠ける行動は日本人の民族性なのかなと思いました。
    金吾
    2021年07月30日
    18人がナイス!しています

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