葉桜が来た夏

第14回 電撃小説大賞 選考委員奨励賞

葉桜が来た夏

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2008年04月10日
判型:
A6判
商品形態:
文庫
ページ数:
280
ISBN:
9784048670210
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第14回 電撃小説大賞 選考委員奨励賞

葉桜が来た夏

  • 著者 夏海 公司
  • イラスト 森井 しづき
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2008年04月10日
判型:
A6判
商品形態:
文庫
ページ数:
280
ISBN:
9784048670210

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「葉桜が来た夏」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 夏っぽいライトノベルが読みたくなり積読から読了。「なれるSE!」や「ガーリー・エアフォース」の夏海公司のデビュー作。これは面白い。女性だけで構成される異星人であるアポストリの少女とアポストリに家族を殺さ 夏っぽいライトノベルが読みたくなり積読から読了。「なれるSE!」や「ガーリー・エアフォース」の夏海公司のデビュー作。これは面白い。女性だけで構成される異星人であるアポストリの少女とアポストリに家族を殺された過去を持つ少年のボーイミーツガール。種族間のこともありいがみ合っていた主人公の学とヒロインの葉桜が困難を乗り越えながら心の距離を詰めていく様はまさに王道のボーイミーツガールで安心して読めました。そこにSF的な共棲というギミックを入れたり社会情勢に言及していたりして、プラスワンがあったのもよかった。 …続きを読む
    サエズリ割津
    2016年08月11日
    12人がナイス!しています
  • 宇宙人と共生する仮想日本の話。「アポストリ(宇宙人)・人類間での戦争が多くの犠牲者を出した」という架空の史実から19年後が舞台。主人公・学は、母・妹を殺されたことがきっかけでアポストリを憎むようになる。 宇宙人と共生する仮想日本の話。「アポストリ(宇宙人)・人類間での戦争が多くの犠牲者を出した」という架空の史実から19年後が舞台。主人公・学は、母・妹を殺されたことがきっかけでアポストリを憎むようになる。そんな彼が葉桜(アポストリ)と共棲(法律による同居)をしながら交流を深める。「戦争」や「相互理解」に対する、白々しさの無い真っ直ぐな想いが込められてると思う。学の父親・恵吾の台詞、『そんな暇はなかった。悲しむ時間も、誰かを憎む余裕もな』が印象的。良い意味でラノベっぽく無いので多くの人に読んで欲しい作品です。 …続きを読む
    不自他
    2017年04月22日
    11人がナイス!しています
  • 葉桜なのか夏なのか。SF要素含みな正統派ボーイミーツガール。後期作品を知ってるからか、これといったギャグ要素のないまさに王道な造り。それゆえに平坦な形にも受け取れるが、最初の出だしとしては問題ないかな。 葉桜なのか夏なのか。SF要素含みな正統派ボーイミーツガール。後期作品を知ってるからか、これといったギャグ要素のないまさに王道な造り。それゆえに平坦な形にも受け取れるが、最初の出だしとしては問題ないかな。結局なんの目的で始めたのが今後の焦点か。個人的には茉莉花が好み …続きを読む
    中性色
    2017年07月04日
    10人がナイス!しています

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