与謝野晶子の源氏物語 中 六条院の四季

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2008年04月25日
判型:
文庫判
ページ数:
480
ISBN:
9784044084028
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与謝野晶子の源氏物語 中 六条院の四季

  • 著者 与謝野 晶子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2008年04月25日
判型:
文庫判
ページ数:
480
ISBN:
9784044084028

情熱歌人が愛し訳した王朝の恋物語! こなれた訳文で、通読に最適。

性たちを住まわせるために豪奢な屋敷六条院を造った光源氏は、兄の懇願によってやむなくその娘(女三の宮)を正妻に迎えることにした。しかし、六条院の蹴鞠の会で青年柏木が女三の宮に一目惚れし、二人の間に不義の子・薫が生まれる。光源氏はすべてを知りながらも胸のうちにとどめるが、やがて柏木と女三の宮は自らの罪の意識に押し潰される――。本巻には「藤袴」から「総角」を収録。梶田半古の挿画入り。 性たちを住まわせるために豪奢な屋敷六条院を造った光源氏は、兄の懇願によってやむなくその娘(女三の宮)を正妻に迎えることにした。しかし、六条院の蹴鞠の会で青年柏木が女三の宮に一目惚れし、二人の間に不義の子・薫が生まれる。光源氏はすべてを知りながらも胸のうちにとどめるが、やがて柏木と女三の宮は自らの罪の意識に押し潰される――。本巻には「藤袴」から「総角」を収録。梶田半古の挿画入り。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

藤袴
真木柱 
梅枝
藤の裏葉
若菜 上
若菜 下
柏木
横笛
鈴虫
夕霧
御法
まぼろし
匂宮 
紅梅
竹河
橋姫
椎本
総角

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「与謝野晶子の源氏物語 中 六条院の四季」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 抄訳なので物語の進み方が早いのは否めませんね。喪失と死が色濃く感じられます。物語も薫の物語へと移り変わっていく。そのせいもあってか、空気感が変わったように感じました。そして物語は宇治十帖へと流れていく 抄訳なので物語の進み方が早いのは否めませんね。喪失と死が色濃く感じられます。物語も薫の物語へと移り変わっていく。そのせいもあってか、空気感が変わったように感じました。そして物語は宇治十帖へと流れていくのですね。 …続きを読む
    優希
    2025年04月11日
    39人がナイス!しています
  • 玉鬘十帖が終わると女三宮が登場するが、唐突感がある。人物相関を整理してみないと、女三宮が源氏の正妻になるという状況が兄・朱雀院との関係から推測される年齢差からも、正確に読み取れているか覚束なくなる。源 玉鬘十帖が終わると女三宮が登場するが、唐突感がある。人物相関を整理してみないと、女三宮が源氏の正妻になるという状況が兄・朱雀院との関係から推測される年齢差からも、正確に読み取れているか覚束なくなる。源氏もそんな年頃でもないだろう。ましてや朧月夜が再度登場すると、前半の人間関係の拡張による政治と恋物語から朱雀院がおこなっているように、義理人情(この時代にこの言葉があったかどうか分からないが)による人間関係の整理という源氏物語の読者が期待していない割り切れない、苦しい場面が続く。この女三宮を柏木にNTRれて、 …続きを読む
    ころこ
    2025年04月04日
    38人がナイス!しています
  • 「藤袴」から「総角」まで収録。上巻では光源氏の栄華を描き中巻では喪失と死を描いている。そして話は光源氏の子、薫へ主役が交代する。上巻を読んでいた時も思ったがあっさりとした表現という印象が否めない。 「藤袴」から「総角」まで収録。上巻では光源氏の栄華を描き中巻では喪失と死を描いている。そして話は光源氏の子、薫へ主役が交代する。上巻を読んでいた時も思ったがあっさりとした表現という印象が否めない。
    花乃雪音
    2021年10月22日
    16人がナイス!しています

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