スモールトーク

スモールトーク

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2008年02月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
192
ISBN:
9784043881017
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スモールトーク

  • 著者 絲山 秋子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2008年02月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
192
ISBN:
9784043881017

昔の男が現れた。場違いなほど美しく、いかがわしい車に乗って。

ゆうこのもとをかつての男が訪れる。久しぶりの再会になんの感慨も湧かないゆうこだが、男の乗ってきたクルマに目を奪われてしまう。以来、男は毎回エキゾチックなクルマで現れるのだが――。珠玉の七篇。 ゆうこのもとをかつての男が訪れる。久しぶりの再会になんの感慨も湧かないゆうこだが、男の乗ってきたクルマに目を奪われてしまう。以来、男は毎回エキゾチックなクルマで現れるのだが――。珠玉の七篇。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「スモールトーク」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 車をめぐるショート・ストーリーからなる連作小説。「私」の前に、以前自分のもとを去って行った恋人が高級車でとっかえひっかえ現れるといったお話。プロットはちゃんとあるものの、小説の中心となるのは、ひたすら 車をめぐるショート・ストーリーからなる連作小説。「私」の前に、以前自分のもとを去って行った恋人が高級車でとっかえひっかえ現れるといったお話。プロットはちゃんとあるものの、小説の中心となるのは、ひたすらに車。いわゆるスーパー・カーではないものの、ちょっと手が届きそうにないような外車だ。TVR Tuscan,Jaguar XJ8、etc…。それにしても、絲山秋子さんの車好き、そしてとっても車に詳しいことには脱帽。自分が乗れそうな車を想像してみたら、本書の中では、主人公と同じアルファ145くらいしかなかった。 …続きを読む
    ヴェネツィア
    2015年02月23日
    215人がナイス!しています
  • クルマ、それも一筋縄ではいかない外車を小道具にした連作小説+スピンオフ+エッセイ。アルファロメオ145に乗る〈私〉をドライブに誘うため、昔の男は毎回クルマを買い換えて現れる。TVR、ジャガー、クライスラー、 クルマ、それも一筋縄ではいかない外車を小道具にした連作小説+スピンオフ+エッセイ。アルファロメオ145に乗る〈私〉をドライブに誘うため、昔の男は毎回クルマを買い換えて現れる。TVR、ジャガー、クライスラー、サーブ、アストンマーチン、そしてアルファ。クルマに熱中している間は〈子ども〉でいられる。現実を先送りにしておける。いつまでもそうしていたかったけど、どうやら、そうもいかない。クルマを降りて地下鉄に乗る。どこへ行こう。どこでもいいのだ……。小説の後のエッセイもすごく良かった。愛車との別れは切ないよなあ。 …続きを読む
    Hideto-S@仮想書店 月舟書房
    2015年03月18日
    80人がナイス!しています
  • 車に詳しければもっと楽しめたはず。主人公は男前でちょっとダメな素敵な女性。車には詳しくないけれど、運転する男性を助手席から見るのは好き♡車を丁寧に育てる男はもっと好き♪ 車に詳しければもっと楽しめたはず。主人公は男前でちょっとダメな素敵な女性。車には詳しくないけれど、運転する男性を助手席から見るのは好き♡車を丁寧に育てる男はもっと好き♪
    おくちゃん✨🎄✨柳緑花紅
    2015年06月28日
    70人がナイス!しています

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