淀どの日記

淀どの日記

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2007年11月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
496
ISBN:
9784041216378
label

淀どの日記

  • 著者 井上 靖
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2007年11月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
496
ISBN:
9784041216378

2008年お正月第一弾で映画化!「茶々」の生涯を見事に描く、井上靖の傑

浅井家の長女として生まれ、悲運を遂げた母の姿を見て成長し、家族を不幸に導いた張本人・秀吉の側室となった茶々=「淀どの」の壮絶な生涯。戦国の運命に翻弄された女性の姿を描きだす、井上靖の傑作歴史小説。 浅井家の長女として生まれ、悲運を遂げた母の姿を見て成長し、家族を不幸に導いた張本人・秀吉の側室となった茶々=「淀どの」の壮絶な生涯。戦国の運命に翻弄された女性の姿を描きだす、井上靖の傑作歴史小説。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「淀どの日記」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • あくまでも茶々の目線で進むので歴史的な戦も事件も伝え聞いた、次女たちが噂を教えてくれたというもの。この本の淀殿はとても人間味のある女性として描かれている。よく言われる悪女でもなければ、極端に美化したも あくまでも茶々の目線で進むので歴史的な戦も事件も伝え聞いた、次女たちが噂を教えてくれたというもの。この本の淀殿はとても人間味のある女性として描かれている。よく言われる悪女でもなければ、極端に美化したものでもない。嫉妬もすれば誰かを嫌いになることもある。時には悪口だって言うし、我が儘も言うだろう。でも小督が佐治一成に嫁ぐときは彼女にとって幸せな縁組なのか心配したり、京極高次や蒲生氏郷に恋心のようなものを持ったり、秀吉に対する心の動きや揺らぎに戸惑ったり、等身大の女性としての茶々がいました。 …続きを読む
    ミユ
    2016年06月27日
    48人がナイス!しています
  • 2011.08.04  (カバー裏)  茶々は眼をつぶった。父、浅井長政が、母、お市の方が、伯父、信長が、みなそうしたように短刀を執る時刻を待った。城を焼く煙、水煙のように空を流れる。悲運の生涯、秀吉の側室、淀 2011.08.04  (カバー裏)  茶々は眼をつぶった。父、浅井長政が、母、お市の方が、伯父、信長が、みなそうしたように短刀を執る時刻を待った。城を焼く煙、水煙のように空を流れる。悲運の生涯、秀吉の側室、淀どの。(井上靖)  1907、北海道旭川市生まれ、京都大学文学部哲学科卒。大阪毎日新聞勤務。1991死亡。(解説=篠田一士)  1955.08-1960.03、別冊文藝春秋、6年間、長い。リリシズムをどう生かすか。 …続きを読む
    i-miya
    2011年08月03日
    43人がナイス!しています
  • 浅井三姉妹の長女として、秀吉の側室として、秀頼の母として、波乱に満ちた茶々の人生を間近で見てきたような読後感。悪女として描かれることが多い茶々であるが、この作品を読むと魅力的な女性だと思わずにいられな 浅井三姉妹の長女として、秀吉の側室として、秀頼の母として、波乱に満ちた茶々の人生を間近で見てきたような読後感。悪女として描かれることが多い茶々であるが、この作品を読むと魅力的な女性だと思わずにいられない。 …続きを読む
    河内 タッキー
    2019年10月27日
    12人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品