幽霊列車とこんぺい糖 メモリー・オブ・リガヤ

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2007年10月10日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
260
ISBN:
9784829164006

幽霊列車とこんぺい糖 メモリー・オブ・リガヤ

  • 著者 木ノ歌 詠
  • イラスト 尾崎 弘宜
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2007年10月10日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
260
ISBN:
9784829164006

瑞々しくも切なく揺れる青春ファンタスティック・ストーリー登場!!

中学二年生の有賀海幸は絶望感を味わっていた。海幸は夏休み最初のこの日、舞奈駅で自殺しようとしていたのに、舞奈鉄道の廃線を知らなかったから…。そんな海幸の前に、突然リガヤと名乗る女子高生が現れた! 中学二年生の有賀海幸は絶望感を味わっていた。海幸は夏休み最初のこの日、舞奈駅で自殺しようとしていたのに、舞奈鉄道の廃線を知らなかったから…。そんな海幸の前に、突然リガヤと名乗る女子高生が現れた!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「幽霊列車とこんぺい糖 メモリー・オブ・リガヤ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 読んでて夏の情景は感じるのに、漂うのはそれとは正反対の漂う死へのベクトルと諦感、閉塞感(石窯のシーン何処か怖い)。明るく見えたリガヤが闇を見せた時、危ういバランスが崩れる・・・だが、その先には綺麗で美し 読んでて夏の情景は感じるのに、漂うのはそれとは正反対の漂う死へのベクトルと諦感、閉塞感(石窯のシーン何処か怖い)。明るく見えたリガヤが闇を見せた時、危ういバランスが崩れる・・・だが、その先には綺麗で美しく、尊い光景。ずっと気になってた百合小説だったのでこうして読めて感無量(語彙力が足りない)。 …続きを読む
    雪紫
    2021年03月05日
    41人がナイス!しています
  • 死にたい中学生の海幸とリガヤと名乗る女子高生のガールミーツガール。きらきらした百合かと思いきや、いい感じに病んでいた。リガヤがとても素敵です。 死にたい中学生の海幸とリガヤと名乗る女子高生のガールミーツガール。きらきらした百合かと思いきや、いい感じに病んでいた。リガヤがとても素敵です。
    2014年12月04日
    9人がナイス!しています
  • 純然たる百合がここにある。リガヤとの出会い、青春の悩み、これほどまでにジュブナイルの要素そして良さが詰まった物語があっただろうか。短くコンパクトにまとまっているからこそこの百合の関係を素敵に魅力的に十 純然たる百合がここにある。リガヤとの出会い、青春の悩み、これほどまでにジュブナイルの要素そして良さが詰まった物語があっただろうか。短くコンパクトにまとまっているからこそこの百合の関係を素敵に魅力的に十二分に描けていると思う。余計な要素が全くないからこそ、ダイレクトに伝わってくるのが非常に良い。なんで彼女がそんなことをするのかというホワイの部分についても良い。その真相がまたこの二人の関係の魅力を深く掘り下げることに活かされている展開には脱帽した。文章もとても気持ちよくひたすらに心地よかった。 …続きを読む
    ほたる
    2023年02月25日
    8人がナイス!しています

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