- 著者 鎌田 東二
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2009年09月10日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 266
- ISBN:
- 9784047034495
神と仏の出逢う国
- 著者 鎌田 東二
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2009年09月10日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 266
- ISBN:
- 9784047034495
神は在るモノ、仏は成る者。
山川草木・花鳥風月の森羅万象に祈りを捧げる日本独自の神仏観は、いかにして形成されたのか? 日本文化の底流を成す神仏習合の歴史を見直し、不安に満ちた現代社会において日本的霊性が持つ可能性を探る。
〈目次〉
第一章 神と仏の原理的違いと習合化のメカニズム 神神習合から神仏習合への流れ
一 法螺貝から始まる
二 「神」と「仏」の出逢い
三 春日大社「おん祭」
四 「神=カミ」と「仏=ホトケ」の原理的違い
五 「神道」と「仏法」
六 『古事記』と『日本書記』と『風土記』
第二章 古代律令神道・律令仏教から中世神道・中世仏教へ
一 記紀神話の成立とその要点
二 「神道」とは何か
三 外来宗教としての仏教
四 七世紀の宗教改革
五 最澄と空海
六 霊的国防都市としての平安京
七 古代世界の崩壊と中世世界の始まり
第三章 中世における神と仏
一 伊勢神道の成立と特徴
二 吉田神道の確立と特徴
三 神国思想と豊臣秀吉および徳川家康の切支丹禁止政策と鎖国
第四章 国学(古学)と幕末維新期の神道と仏教
一 古代神話──調停的・分治的一者の確立
二 中世神話──根源的・個的一者の確立
三 近世神話──仮構的・内向的一者の確立
四 近代神話──退行的・外向的一者の確立
五 柳田國男と折口信夫の民俗学と「新国学」
第五章 神仏分離(判然)から神仏共働へ 新神仏習合の時代へ
一 五つの神話とその現代的意味
二 戦争と平和
三 戦後神話、柳田國男と折口信夫の新国学再論と霊性の立場
四 今日問われる日本的霊性
あとがき
参考文献
〈目次〉
第一章 神と仏の原理的違いと習合化のメカニズム 神神習合から神仏習合への流れ
一 法螺貝から始まる
二 「神」と「仏」の出逢い
三 春日大社「おん祭」
四 「神=カミ」と「仏=ホトケ」の原理的違い
五 「神道」と「仏法」
六 『古事記』と『日本書記』と『風土記』
第二章 古代律令神道・律令仏教から中世神道・中世仏教へ
一 記紀神話の成立とその要点
二 「神道」とは何か
三 外来宗教としての仏教
四 七世紀の宗教改革
五 最澄と空海
六 霊的国防都市としての平安京
七 古代世界の崩壊と中世世界の始まり
第三章 中世における神と仏
一 伊勢神道の成立と特徴
二 吉田神道の確立と特徴
三 神国思想と豊臣秀吉および徳川家康の切支丹禁止政策と鎖国
第四章 国学(古学)と幕末維新期の神道と仏教
一 古代神話──調停的・分治的一者の確立
二 中世神話──根源的・個的一者の確立
三 近世神話──仮構的・内向的一者の確立
四 近代神話──退行的・外向的一者の確立
五 柳田國男と折口信夫の民俗学と「新国学」
第五章 神仏分離(判然)から神仏共働へ 新神仏習合の時代へ
一 五つの神話とその現代的意味
二 戦争と平和
三 戦後神話、柳田國男と折口信夫の新国学再論と霊性の立場
四 今日問われる日本的霊性
あとがき
参考文献
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「神と仏の出逢う国」感想・レビュー
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これが新年一発目というのも釈然としないが…(笑) レポート用。2015年01月05日15人がナイス!しています
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日本の宗教(神道、仏教)の歴史的背景を描いた本である。 日本は神仏習合が基礎となっているというのは知っていたが、そもそも、縄文時代以降、「神神習合」という土台があったということは知らなかった。 そういった …続きを読む2016年11月12日3人がナイス!しています
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(大学ゼミ課題図書・再読)日本の宗教史を古代から現代まで通して説明した良書。タイトルどおり神仏が中心だが、儒教や国学も出てきて幅広く、これらが習合するのが日本の宗教であると謂う。時折筆者の個人的体験・主 …続きを読む2014年01月04日2人がナイス!しています