歌集 乱反射

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2007年07月30日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
178
ISBN:
9784046217738

歌集 乱反射

  • 著者 小島 なお
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2007年07月30日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
178
ISBN:
9784046217738

レミオロメンも絶賛する、角川短歌賞作家の待望の第一歌集。

角川短歌賞の選考委員小池光氏に「とてつもない才能の出現」と言わせた作者のデビュー作品。受賞となった一連を中心に17歳から20歳までの3年間を豊かな表現で綴る。帯文にレミオロメンの応援文を掲載。 角川短歌賞の選考委員小池光氏に「とてつもない才能の出現」と言わせた作者のデビュー作品。受賞となった一連を中心に17歳から20歳までの3年間を豊かな表現で綴る。帯文にレミオロメンの応援文を掲載。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「歌集 乱反射」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • #小島なお #短歌 特急の電車ぐわんとすぎるとき頭の中でワニが口開く #返歌 踏切で普通電車通り過ぎ心の中はカバも口開く #小島なお #短歌 特急の電車ぐわんとすぎるとき頭の中でワニが口開く #返歌 踏切で普通電車通り過ぎ心の中はカバも口開く
    kaizen@名古屋de朝活読書会
    2016年04月08日
    54人がナイス!しています
  • 復刊で、読了。著者である小島さんの高校生から大学生までの歌が収録されている。奇を衒わない、真っ直ぐな歌に惹かれて本歌集を購入したのだが、徹頭徹尾真っ直ぐだった。私は所謂日本の「普通」の高校に通ったこと 復刊で、読了。著者である小島さんの高校生から大学生までの歌が収録されている。奇を衒わない、真っ直ぐな歌に惹かれて本歌集を購入したのだが、徹頭徹尾真っ直ぐだった。私は所謂日本の「普通」の高校に通ったことがなく、高校生活の歌は「これが日本の高校生なんだろうな」と羨望の目で読んだ。たった31音でこんなに情景が広がるのか!と感動した歌がこちら:〈九階の窓からわれを見下ろして手をふる母は空に触れたり〉。小島さんの目を通して見る世界は透明で、繊細で、少し影がある。私がかつて言えずに殺した感性が蘇る感覚を味わった。 …続きを読む
    livre_film2020
    2023年05月18日
    37人がナイス!しています
  • 気になった歌は「大学受験おえし妹ほのじろく小さくなりて卵のごとし」「しょっぱくてすこし湿って柔らかい夏の呼吸を整えてゆく」「『ノルウェイの森』読み終えていま家にいるのがわたし」など。高校生から大学初期 気になった歌は「大学受験おえし妹ほのじろく小さくなりて卵のごとし」「しょっぱくてすこし湿って柔らかい夏の呼吸を整えてゆく」「『ノルウェイの森』読み終えていま家にいるのがわたし」など。高校生から大学初期に作った歌が集められている。初めて読んだときは、なにやらいいなと思った記憶があるのだけど、今回はそれほどの感想にはならなかった。どうしてなのかは不明。続けて「展開図 」を読み始めている。著者がどういうふうに変化しているのかに興味がある。 …続きを読む
    tom
    2023年06月22日
    16人がナイス!しています

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