心臓に毛が生えている理由

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2008年04月30日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
296
ISBN:
9784046211552

心臓に毛が生えている理由

  • 著者 米原 万里
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2008年04月30日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
296
ISBN:
9784046211552

ユーモアにくるんだ真実――。米原万里の魅力が溢れる、ラストエッセイ!

日本人離れしたウイットとユーモア、歯に衣着せぬ痛快な文章で絶大な人気を集めた米原万里の最後のエッセイ集! 日本人離れしたウイットとユーモア、歯に衣着せぬ痛快な文章で絶大な人気を集めた米原万里の最後のエッセイ集!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「心臓に毛が生えている理由」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 下ネタであろうが毒舌であろうが、本当に知的な人が語れば下品になることがない、という証明。言葉を学ぶことはその国の文化を学ぶことに通じるのだと信じさせてくれるエピソードの数々は、言葉を学ぶものにとってと 下ネタであろうが毒舌であろうが、本当に知的な人が語れば下品になることがない、という証明。言葉を学ぶことはその国の文化を学ぶことに通じるのだと信じさせてくれるエピソードの数々は、言葉を学ぶものにとってとても追い風になるものだと感じた。『嘘つきアーニャ~』に通じるようなエピソードもあり、ファンとしてはうれしい限り。もう二度と米原さんの新しい言葉に触れることができないことがただただ悲しいです。 …続きを読む
    ミナコ@灯れ松明の火
    2012年02月15日
    29人がナイス!しています
  • 著者の旧共産圏で過ごした多感な思春期、及びロシア語同時通訳者としての豊富な経験に裏付けられた71編のエッセイと1つの対談集。ウイットとユーモアに溢れ、また辛口でピリッと胡椒の効いた、歯に衣着せぬ文章が、軽快で、心地よい。 著者の旧共産圏で過ごした多感な思春期、及びロシア語同時通訳者としての豊富な経験に裏付けられた71編のエッセイと1つの対談集。ウイットとユーモアに溢れ、また辛口でピリッと胡椒の効いた、歯に衣着せぬ文章が、軽快で、心地よい。速読が苦手な私でも、一気読みしてしまった。範囲は、言葉、政治・経済、はたまた歴史・文化等、多岐に亘っている。情感豊かで、ユーモアと魅力に溢れる著者であるが、今はいない。コメンテーターとして出演されていたブロードキャスター(TBS)での映像を脳裏に思い浮かべつつ。他2冊も必読要す。 …続きを読む
    Gotoran
    2011年11月13日
    20人がナイス!しています
  • 辛口な小気味良い切れ味の、米原万里エッセイ。このくらい知識をもって、そのうえで竹を割ったような… 楽しませてもらいました。言葉を学ぶということイコール文化を学ぶこと、ですよね。 辛口な小気味良い切れ味の、米原万里エッセイ。このくらい知識をもって、そのうえで竹を割ったような… 楽しませてもらいました。言葉を学ぶということイコール文化を学ぶこと、ですよね。
    ジュール リブレ
    2011年07月03日
    19人がナイス!しています

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