羅生門・鼻・芋粥

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2007年06月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784041033159

羅生門・鼻・芋粥

  • 著者 芥川 龍之介
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2007年06月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784041033159

珠玉と呼ぶにふさわしい極上短編が、こんなに読みやすくなりました。

荒廃した平安京の羅生門で、死人の髪の毛を抜く老婆の姿に、下人は自分の生き延びる道を見つける。表題作「羅生門」をはじめ、初期の作品を中心に計18編。芥川文学の原点を示す、繊細で濃密な短編集。 荒廃した平安京の羅生門で、死人の髪の毛を抜く老婆の姿に、下人は自分の生き延びる道を見つける。表題作「羅生門」をはじめ、初期の作品を中心に計18編。芥川文学の原点を示す、繊細で濃密な短編集。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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【2023年06月16日】【文豪ストレイドッグス×角川文庫】コラボカバー作品をご紹介!


「羅生門・鼻・芋粥」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 太宰治に続き芥川龍之介の本も恥ずかしながら初めて読む。文豪の名作を読んだところでそれらしい論評などしたためたいところではあるが何分教養不足、残念ながら何も浮かんで来ぬ。浮かんで来ぬという事は即ち解らな 太宰治に続き芥川龍之介の本も恥ずかしながら初めて読む。文豪の名作を読んだところでそれらしい論評などしたためたいところではあるが何分教養不足、残念ながら何も浮かんで来ぬ。浮かんで来ぬという事は即ち解らなかったという事である。内容は解った。解らなかったというのはこの作品群が何故今にいたるまで高い評価を得続けているのかという事である。今現在の目から読めばさすがに古臭ささを感じてしまう表現の連続にただ辟易するばかりで真に苦難の読書であった。私も今を生きる身、それなりに忙しい毎日を生きておるので芥川はもう読まぬ。 …続きを読む
    青乃108号
    2023年01月04日
    137人がナイス!しています
  • 2016年529冊め。他文庫で再読の短編もあるが、大部分が初読。『日光小品』がなんだか気になる。三好行雄氏の解説もよかった。早熟な天才は幸せというより辛い印象が強い。 2016年529冊め。他文庫で再読の短編もあるが、大部分が初読。『日光小品』がなんだか気になる。三好行雄氏の解説もよかった。早熟な天才は幸せというより辛い印象が強い。
    扉のこちら側
    2016年07月09日
    115人がナイス!しています
  • 本来なら新潮文庫で揃えているのですが文ストカバーなので購入。初期の作品を中心に18編収録。表題作の「羅生門」「鼻」「芋粥」などは学校の教科書でもお馴染み。久し振りに読んで懐かしく思いました。人の心の動き 本来なら新潮文庫で揃えているのですが文ストカバーなので購入。初期の作品を中心に18編収録。表題作の「羅生門」「鼻」「芋粥」などは学校の教科書でもお馴染み。久し振りに読んで懐かしく思いました。人の心の動きやその有り様を繊細かつ鋭利に描写する芥川の筆は流石です。私が殊に感心するのは、言葉少なに簡潔に、だけれども的確に表現する文章力。しかもそれは浅からず、豊かに末広がるような深みすら感じます。言葉の贅を尽くした構築美的な文章も楽しいですが、芥川のような無駄の無い文章も素敵。シンプルな美しさとはこの事だなと実感。 …続きを読む
    青蓮
    2018年04月11日
    114人がナイス!しています

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