• 最後の相場師と呼ばれた是川銀蔵の晩年を描く。79歳から株取引をはじめ、84歳で200億の資産を築いている。長年かけてコツコツと殖やしたのではなく、短い期間で一気に増やしていることに驚く。なので勝負師とか相場 最後の相場師と呼ばれた是川銀蔵の晩年を描く。79歳から株取引をはじめ、84歳で200億の資産を築いている。長年かけてコツコツと殖やしたのではなく、短い期間で一気に増やしていることに驚く。なので勝負師とか相場師とか呼ばれるが、本人は相場師ではなく経済研究家だと主張するのはおもしろい。相場師というと運と度胸で相場を張るイメージだが、銀蔵がしているのはファンダメンタルズ分析なので、たしかに相場師とは違う。200億の資産は、福祉財団の創設に使ったりして、個人的な蓄財はいっさいしなかったそうだ。清廉さがまた好印象。 …続きを読む
  まつうら

  2022年09月26日
  36人がナイス！しています
• ✴２　 実在の相場師是川銀蔵の小説化、自分はそこらの相場師とは違うし天才で愛妻家で経済弱者の見方だと１、２度ならず１０回ほども自ら繰り返すのでさすがに鼻についた、連載ものなら仕方ないが単行本にするときに ✴２　 実在の相場師是川銀蔵の小説化、自分はそこらの相場師とは違うし天才で愛妻家で経済弱者の見方だと１、２度ならず１０回ほども自ら繰り返すのでさすがに鼻についた、連載ものなら仕方ないが単行本にするときに考えるべきだし、実在の人物なので美化しなければならない黒い事情か、ソンタクがあったのだろう、話自体は株にシロウトの自分にも面白かった …続きを読む
  あっきー

  2018年06月29日
  6人がナイス！しています
• 事実に基づいているだけあり、数字の動きなど、迫力がある。ただ、相場がテーマなのでしょうがないが、物語の幅という点では少し物足りない。過去のエピソードや奥さんとの会話などが挿入されてはいるが、むしろまど 事実に基づいているだけあり、数字の動きなど、迫力がある。ただ、相場がテーマなのでしょうがないが、物語の幅という点では少し物足りない。過去のエピソードや奥さんとの会話などが挿入されてはいるが、むしろまどろっこしく感じてしまう。個人的には、小説とドキュメンタリーのどっちつかずという感想。 …続きを読む
  Okatai

  2017年10月28日
  3人がナイス！しています

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