- 著者 赤川 次郎
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2007年11月22日
- 判型:
- 文庫判
- ページ数:
- 208
- ISBN:
- 9784041879993
哀愁時代
- 著者 赤川 次郎
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2007年11月22日
- 判型:
- 文庫判
- ページ数:
- 208
- ISBN:
- 9784041879993
不朽のラブ・サスペンス、新装版
楽しい大学生活を過ごしていた純江。だが父親の浮気で家庭はメチャクチャ、おまけに親友の恋人を愛するようになって……若い女の子にふと訪れた、悲しい恋の顛末を描くラブ・サスペンス。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「哀愁時代」感想・レビュー
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なぜ幸せになれないのだろう。 遠慮しているからいけないことは分かる。 遠慮していたら,遠慮していたなりの幸せがあってもいいはずだ。 赤川次郎の作品の中では、めずらしく根拠のない貧乏くじのような主人公。 …続きを読む2013年12月02日95人がナイス!しています
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ちょっと驚いた。ミステリーとかサスペンスじゃなかった。静かで、どこまでも静かで、寒くてもほっこりと少しあったかくて、なんとなくやさしい空気を感じながら読んでた。だけど──。……ん。切ない。でも、読んでよか …続きを読む2021年03月11日54人がナイス!しています
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報われない。報われなさすぎる。初めての相手がたまたま傍にいた人でそのままこの世を去るなんて。純江は総てに絶望してしまったのだろうか。なんかやりきれない。2016年03月22日37人がナイス!しています
著者紹介
赤川 次郎(あかがわ・じろう)
一九四八年、福岡県生まれ。七六年、「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。作品が映画・ドラマ化されるなど、続々とベストセラーを刊行。「三毛猫ホームズ」シリーズ、「鼠」シリーズ他、『セーラー服と機関銃』『ふたり』など著書多数。二〇〇六年、第9回日本ミステリー文学大賞、一六年『東京零年』で第50回吉川英治文学賞を受賞。