知っておきたい「食」の世界史

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2006年10月30日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
240
ISBN:
9784044064020
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知っておきたい「食」の世界史

  • 著者 宮崎 正勝
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2006年10月30日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
240
ISBN:
9784044064020

トマトは、なんと媚薬だった! 料理と食材からわかる「おもしろ世界史」

私たちの食卓は、世界各国からもたらされたさまざまな食材と料理にあふれている。日常的に食べているものの意外な来歴、世界各地の食文化とのかかわりなど、身近な「食」にまつわる歴史と文化をさまざまな切り口で展開。大航海時代に地球規模で劇的に変化した食材の世界交流、コールドチェーンがもたらした食文化の単一化など、食卓の上を世界各地からの食材や料理文化が踊る「小さな大劇場」にみなした、おもしろ世界史。 私たちの食卓は、世界各国からもたらされたさまざまな食材と料理にあふれている。日常的に食べているものの意外な来歴、世界各地の食文化とのかかわりなど、身近な「食」にまつわる歴史と文化をさまざまな切り口で展開。大航海時代に地球規模で劇的に変化した食材の世界交流、コールドチェーンがもたらした食文化の単一化など、食卓の上を世界各地からの食材や料理文化が踊る「小さな大劇場」にみなした、おもしろ世界史。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

はじめに

第一章 人類を生みだした自然の大食糧庫

 1 腐っていく食材との闘い
 2 大地と海に調味料を探す

第二章 農耕・牧畜による食のパターン化

 1 イネ科植物が運んだ食糧の安定
 2 三大穀物とそれぞれの食世界
 3 食肉の主役となったブタとヒツジ

第三章 世界四大料理圏の誕生

 1 巨大帝国で体系化された料理
 2 大乾燥地帯に根ざした中東料理
 3 森と地中海で育ったヨーロッパ料理
 4 ウシを殺さずウシを生かしたインド料理
 5 内陸性をベースにする中国料理

第四章 ユーラシアの食文化交流

 1 絶えなかったユーラシアの食材移動
 2 草原と砂漠を越えてやってきた食材
 3 万里の波濤を越えて

第五章「大航海時代」で変わる地球の生態系

 1 コロンブスの交換
 2「旧大陸」を救った食材たち
 3 食卓に浸透する「新大陸」
 4 新大陸が育てた嗜好品
 5 日本にもおよんだ「食の大交流」

第六章 砂糖と資本主義経済

 1 日用品に変身した嗜好品
 2 嗜好品が結びつけた三大陸

第七章「都市の時代」を支えた食品工業

 1 加工食品で変身する食の世界
 2 封じ込まれた腐敗
 3 進む食の世界化

第八章 低温流通機構とグローバリゼーション

 1 アメリカ主導の「冷凍食材の時代」
 2 世界にひろがったインスタント食品
 3 食卓に影響をおよぼした流通革命
 4 ダイエットと飢餓

  参考文献

  あとがき

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「知っておきたい「食」の世界史」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 人が生きていくためには,食事は必要不可欠である.時代を経るごとに,人の食事はどんどん進化していった.最初は嗜好品であり,ごく一部の人間しか口にできなかったものも,どんどん般化していき,やがては一般人が 人が生きていくためには,食事は必要不可欠である.時代を経るごとに,人の食事はどんどん進化していった.最初は嗜好品であり,ごく一部の人間しか口にできなかったものも,どんどん般化していき,やがては一般人が簡単に手に入るまでに広まっていく. …続きを読む
    Humbaba
    2013年02月28日
    12人がナイス!しています
  • 初読。同著者「知っておきたい「酒」の世界史」は愛読書の一つ。そちらは何度も読んでいるけれど「食」と「味」もあると知って。近頃「〇〇の世界史」系の本がマイブームなのもあって楽しく読了。ただしこれまで読ん 初読。同著者「知っておきたい「酒」の世界史」は愛読書の一つ。そちらは何度も読んでいるけれど「食」と「味」もあると知って。近頃「〇〇の世界史」系の本がマイブームなのもあって楽しく読了。ただしこれまで読んできたものと比べるとテーマが「食」とざっくり広範にすぎて、全体に駆け足な説明になってしまっている印象。この本を分解して各章や時代、小テーマなどに分けて解説するだけで4、5冊の雑学本ができそうに思う。出版が約20年前とあって味覚の種類にまだ「うま味」の概念がなく、五味の世界観での説明も現代読者としては面白い。 …続きを読む
    クナコ
    2024年06月26日
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  • いろいろ面白い「食」の話があって楽しみました。なかなか進まなかったけど。テヘ いろいろ面白い「食」の話があって楽しみました。なかなか進まなかったけど。テヘ
    大島ちかり
    2013年10月27日
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