雨月物語

雨月物語

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2006年07月05日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
178
ISBN:
9784046210784

雨月物語

  • 著者 青山 真治
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2006年07月05日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
178
ISBN:
9784046210784

今甦る上田秋成の妖かしの世界。紀州熊野を舞台に新たな雨月物語が始まる。

美女に化身した大蛇(おろち)を愛した男、亡霊となって夫の帰りを待つ女、自ら死して亡霊となって友との約束を守った男。戦国時代、紀州熊野を背景に男と女、男と男の究極の愛を描いた怪異幻想譚。 美女に化身した大蛇(おろち)を愛した男、亡霊となって夫の帰りを待つ女、自ら死して亡霊となって友との約束を守った男。戦国時代、紀州熊野を背景に男と女、男と男の究極の愛を描いた怪異幻想譚。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「雨月物語」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 真名子と主人公のお互いを思う想いが辛かった。雨月物語は、おどろおどろしい物語というイメージが強かったが、この物語を読んで、異形の者と、人間の儚く切ない恋の物語だな~と感じられた。勝次郎がダメな男だと思 真名子と主人公のお互いを思う想いが辛かった。雨月物語は、おどろおどろしい物語というイメージが強かったが、この物語を読んで、異形の者と、人間の儚く切ない恋の物語だな~と感じられた。勝次郎がダメな男だと思ったけど、ラストに懸命に働く姿を見せられると、憎めないよな~。来世で真名子たちは結ばれたのでしょうか・・・。 …続きを読む
    カピバラ
    2014年06月20日
    16人がナイス!しています
  • 上田秋成の雨月物語のリメイク。怖さより哀しさが際立つ。蛇性の婬、浅茅が宿は知っていたけど菊花の約は知らなかった。 上田秋成の雨月物語のリメイク。怖さより哀しさが際立つ。蛇性の婬、浅茅が宿は知っていたけど菊花の約は知らなかった。
    あおい
    2015年09月02日
    15人がナイス!しています
  • 小説みたいにストーリーが楽しめました。雨月物語は呪われた怖い本という印象しかなかったのですが、今回改めて読んでみると恋のお話だった事に気付きました。 小説みたいにストーリーが楽しめました。雨月物語は呪われた怖い本という印象しかなかったのですが、今回改めて読んでみると恋のお話だった事に気付きました。
    マリリン
    2014年03月16日
    9人がナイス!しています

powered by 読書メーター

最近チェックした商品